かき氷がおいしい季節がやってきました。暑くなって汗をかいた後のかき氷はたまりません。かき氷のシロップにはいろいろありますが、何が一番人気なのでしょうか。
イチゴが断トツの一番人気
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ウェザーニュースで「好きなシロップは何ですか?」というアンケート調査を2019年に実施したところ、イチゴが全国で54%と過半数を超え、次いでレモン(17%)、メロン(15%)、ブルーハワイ(14%)と続き、イチゴ以外は僅差になりました。
年齢別に見ると歳を重ねるほどにイチゴ人気が上がる傾向があります。
シロップの好みは気温に左右される?
今回の調査ではイチゴが一番支持されていますが、その日の天気や気温でその傾向に差は出るのでしょうか。東京浅草のかき氷職人の尾崎陽司さんに伺いました。
「うちでもイチゴ味が一番人気で、お客さんの半数が注文します。
ただ、この傾向はその日の気温が35℃以上の猛暑日になると変わってきます。午前中はイチゴが売れますが、35℃を超えてくる午後になると、レモンなどの酸味のあるシロップが売れるようになります。
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定番のシロップ以外でも、猛暑時は梅などの酸味のある味が人気です。」(尾崎さん)
なるほど、気温が上がると酸味のあるさっぱりした味わいのかき氷が売れるようです。
天気によっても売れ行きが変わる
晴れの日や雨の日など、天気による変化はあるのでしょうか。
「曇りや雨の日は『抹茶あんこ』や『黒蜜きなこ』など、割と濃厚な味が人気です。のどを潤して体を冷やすというより、スイーツとして味わいたいというお客さんが多くなります」(尾崎さん)
かき氷のメニューも天気や気温で好みが左右されるようですね。かき氷店では、まわりのお客さんが注文しているものを観察するのも、面白いかもしれませんね。
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