アメリカで4歳の双子が木製のおもちゃ箱で眠り込み窒息死か。母親は「わけがわからない」と困惑。警察が捜査

母親は「木製のおもちゃ箱はふたが閉まると気密性が高く、防音効果もある」と警鐘を鳴らしています
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Steve Hix via Getty Images

アメリカ・フロリダ州に住む4歳の双子が、おもちゃを入れる木製の箱の中で意識不明で見つかった。蘇生が試みられたが、その後、死亡が確認された。

NBCの番組トゥデイによると、問題は8月25日の夜中に発生した。

双子の母親が9月1日、Facebookに経緯を書き込んでいる。地元テレビ局WTVJやアメリカの雑誌ピープルなどが報じている。

母親のサディー・マイヤーズさんの投稿によると、その日、サディーさんは仕事で帰宅が遅く、夫が子どもたちを寝かしつけた。帰宅したサディーさんは子どもたちがベッドで寝ているのを確認し、夕食を食べて就寝したという。

朝になっても双子たちの姿が見当たらなかったことから、サディーさんは夫や上の子ども2人と家中を探した。

サディーさんはSNSに「早朝に目覚め、二度寝はせずに部屋で遊ぶことにしたのだと思う。でも、その途中でやっぱり2人で寄り添うようにして、杉の木でできたおもちゃ箱の中で眠ってしまったのだろう。数時間のうちに酸素が足りなくなり、死んでしまった。わけがわからない」とつづっている。

以前にも思いもよらぬところで寝ていたことがあったとも記している。

サディーさんは、双子たちが睡眠中に動き、古い木製のおもちゃ箱のふたが閉まったと推測している。「知らなかったが、ほとんどの木製のおもちゃ箱はふたが閉まると気密性が高く、防音効果もある」と警鐘を鳴らしている。

捜査当局は「現時点で、事故か犯罪行為によるものかわからない」とし、死因特定のために検視局と協力しているという。

WTVJはアメリカ消費者製品安全委員会の調査を取り上げ、1996年から2014年までにおもちゃ箱にまつわる子どもの死亡事故が34件あったとしている。

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