「インフラ」の意味、カタカナを使わない日本語の言い換えは?(外来語クイズ)

ビジネスシーンなどで役立つ。今回は「インフラ」を詳しく解説していきます。

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私たちが日々使っている外来語やカタカナ語。すっかり定着した言葉もあれば、実はよく分からずに使っているという単語もあるでしょう。

外来語を他の言葉で言い換えたいときは、国立国語研究所の「外来語言い換え提案」が参考になります。

「外来語言い換え提案」は、公共の場などで使われる少し分かりにくい外来語について、言葉遣いを工夫して分かりやすい言い換えを提案するもの。国立国語研究所の外来語委員会が2003〜2006年、計4回発表し、一覧にまとめました。

20年前の提案なので、一覧の中には、現在は定着している外来語もあるかもしれません。

「インフラ」。この言葉の意味や、「日本語」で言い換えたら何というか知っていますか?

それでは見ていきましょう。

インフラ
Huffpost Japan
インフラ

言い換え語
社会基盤

用例
下水道や土地改良など市民生活にとって大切なインフラの整備に大いに努力された。

意味説明
交通、通信、電力、水道、公共施設など、社会や産業の基盤として整備される施設


手引きには、正式には「インフラストラクチャー」という言葉ですが、一般的には略語「インフラ」の方がよく使われると説明されています。産業の基盤になる施設を指す場合は、「産業基盤」と言い換えるのが適切です。

分野を限定される場合は、「交通基盤」「通信基盤」「金融基盤」などと、何の基盤であるかを具体的に示して言い換えるのが分かりやすいです。何の基盤かが文脈から明確である場合は、単に「基盤」と言い換えてもよいそうです。