東京商工リサーチは11月までに、全国の女性の社長が初めて60万人を超え、出身大学別では日本大学がトップになったとの調査結果を発表した。
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2023年時点で女性の社長は61万2224人で、2022年と比べ4.8%増えた。
同社は「(女性の社長数は)調査を開始した2010年(21万人)から13年間で約3倍に増えた」と指摘。その上で「緩やかながらも女性の社会進出が前に進んでいることがわかった」との見解を示している。
出身大学別では、480人を輩出した日本大学が首位。次いで慶応義塾大学(393人)、早稲田大学(334人)、東京女子医科大学(316人)、青山学院大学(242人)と続く。
国公立大学では、東京大学(184人)が8位、広島大学(131人)が14位、大阪大学(127人)が18位、九州大学(124人)が20位。
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7位の日本女子大学(187人)や16位の共立女子大学(130人)は2022年よりも順位が下がったことから、同社は「女子大に鈍化傾向がみられた」と分析している。