ラスベガスの大学銃撃で日本のタケマル・ナオコ准教授が犠牲に。同校で20年目を迎えたところだった

ウィットフィールド学長はタケマルさんについて「著名な学者であり、著者であり、受賞経験のある教育者でもあった」とし、「学生に対してとても献身的だった」と述べている

アメリカ・ネバダ州ラスベガスの大学キャンパスで12月6日に起きた銃撃事件で、死亡した3人のうちの1人がこの大学で日本語などを教えていたタケマル・ナオコさんだと判明した

事件が起きたネバダ大学ラスベガス校が8日、同校サイトに学長コメントを出して認めた。 

タケマルさんはWorld Languages and Cultures学部の准教授で、同校の教員になって今年で20年目を迎えたところだった。大学レベルで日本語のプログラムをコーディネートした経験を持つ。同校では日本研究プログラムの取りまとめ役をし、日本語のほか日本の文化やビジネスについての授業も多く受け持っていた。

キース・ウィットフィールド学長はタケマルさんについて「著名な学者であり、著者であり、受賞経験のある教育者でもありました」とし、「学生に対してとても献身的でした」と述べている。

タケマルさんは69歳だった。 

朝日新聞によると、6日午前11時45分ごろ、銃撃事件が発生したと警察に通報があった。ラスベガス警察はNBCニュースの取材に、ネバダ大学ラスベガス校のビーム・ホール4階で銃撃が始まり、その後も複数のフロアで続いていたと答えている。

この銃撃で、タケマルさんのほかに教授2人が亡くなっている。

銃撃犯は67歳のアンソニー・ポリト容疑者。警察に撃たれて現場で死亡した。

報道によると、ポリト容疑者はノースカロライナ州で教授をしていた。教室では映画「シン・シティ」への強い執着ぶりについて語ることに時間を費やしていたと教え子らが証言している。

ポリト容疑者は2020年にラスベガス校での教員採用に応募したが、雇用されなかったという。 複数回にわたって不採用になっていたという報道も出ている。

注目記事