小学生へのおこづかい明細書が「大人になってから親に感謝するやつ」と反響。本人の受け止めは真逆だった

ある日、「税金教育」の一環として小学生次男に突如渡した物とは一体…?

小学生の息子宛ての「おこづかい明細書」が2月13日、Xに投稿され、「世知辛さを教えてる」などと話題になっています。

明細書の画像を投稿したのは、psyco_(@psyco_01main)さん。「次男殿」と宛名書きで、会社が社員に配る給与明細書を模して、等級は「小学生」、級は「4」などと記載。給与支給額と控除額の各項目が細かく記されています。

健康保険や厚生年金といった名目で税金310円が引かれ、差し引き後に1000円が支給されるという内容です。加えて、支給総額から引かれた項目すべてが記載された「請求書」も発行されています。

psyco_01mainさんは投稿で「鬼畜と言われました」とコメントしています。この投稿は1.4万回以上リポストされ、そのユニークなアイデアが大きな反響を呼びました。

psyco_01mainさんの別の投稿によると、おこづかい明細書を作るきっかけとなったのは、別のXユーザーの投稿。添えられていた、小学校で配られたという租税教育のプリントを参考にしたといいます。

psyco_01mainさんの投稿には「大人になってから親に感謝するやつ」「世知辛さを教えてる」「真の税教育」「こういう勉強小学校とかでして欲しいなぁ」「社会勉強になりますね」といった反応が寄せられました。

psyco_01mainさんは、ハフポスト日本版の取材に「反響が大きかったのは、控除額が皆さん高いと感じている裏返しと思っております」と回答。「参考にしたいと言う好意的な受け止めが多数でしたので、各家庭で税金や社会保険料について、お子さんに教えてあげて欲しいと思います」とコメントを寄せました。

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