アメリカ・サウスカロライナ州で2月24日、11月に投票が行われる大統領選挙の共和党公認候補を選ぶ予備選挙があり、ドナルド・トランプ前大統領が勝利を確実にした。
トランプ氏の共和党候補者の正式指名がさらに濃厚になった。
サウスカロライナ州は共和党候補者指名争いのライバル、ニッキー・ヘイリー氏の地元で、2011年〜17年に同氏が知事を務めた場所だが、トランプ氏の勝利が確実視されていた。
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候補者指名争いが始まると、同州選出の共和党連邦議員らは相次いで、トランプ氏への支持を表明。
自身も候補者指名争いに参加していたサウスカロライナ州選出のティム・スコット上院議員が選挙戦から離脱して、2024年1月にトランプ氏を支持した後は、圧勝が予想されていた。
トランプ氏は、これまで4つの州で行われた予備選挙すべてに勝利して、3月5日のスーパーチューズデーを迎える。
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スーパーチューズデーは、多くの州で予備選挙が行われる日で(2024年は15の州と1つの米国領土)、トランプ氏は早ければ3月12日にも公認候補に選ばれる可能性がある。
3月25日には、口止め料の支払いに関連した業務記録の改ざんの裁判が、ニューヨークで始まる予定だ。
地元で勝利できず、敗北濃厚とされているヘイリー氏だが、選挙戦続行を表明しており、スーパーチューズデーを前に、ミシガン州やミネソタ州、コロラド州、ユタ州など全米での選挙運動を予定している。
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ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。