怒りのメールを送る前にやるべきたった1つのこと

激怒した状態でメールを送る前に考えてほしいことがあります。
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怒りのメールを書いたことがない人などいるのでしょうか。

元恋人に対して自分への扱いがどんなにひどかったのかを知らせたり、クリーニング屋にお気に入りのシャツを汚されたと文句を言うにせよ、ほとんどの人は誰かに自分の気持ちや怒りを伝えるために、キーボードを次々と打ち込んだことがあるだろう。

しかしながら、語気の強い長文を送ることが最善の行動であるとは限らず「送信」ボタンを押す前に自問すべきことが一つある。

送る目的を考える

「メールを送る意図について考えてみてください。なぜ送るのか?目的は何か?」

ウィスコンシン大学グリーンベイ校の心理学教授・人文社会科学部の副学部長で、「怒り」について研究しているライアン・マーティン教授(『How To Deal With Angry People』と『Why We Get Mad: How To Use Your Anger for Positive Change』の著者)はこのほど、ハフポストのポッドキャスト「Am I Doing It Wrong?」で共同司会者であるラジ・パンジャプ氏とノア・マイケルソン氏に語りかけた。

「自分がどれだけ怒っているのかを誰かに伝えたり、何らかの方法で相手を嫌な気分にさせたりすることが目的なのであれば、それが長い目で見て、自分が望む方向に導いてくれるのか考えてみてください」

マーティン教授によれば、「自分の意図を認識し、書くものすべてがこのゴールに沿って組み立てられているようにするべきだ」と説明する。

「多くの場合、自分の目標を達成するためには、メールの受信者を怒らせてしまっては、どうしようもありません」

マーティン教授は「対面のやり取りよりもメールが優れている要素のひとつは、時間があることです」として、下書きをゴミ箱に移動するかどうかについて、少し時間を置くことを勧める。

「10分ほど時間をおいて、冷静になって、それからもう一度読み直して、まだそれでも送るかどうか決めればいいんです。友人に読んでもらい『あなたならどう反応するか教えて』と聞くこともできるでしょう」

文字以外の要素にも配慮を

また、言葉だけでなく、メールに使用する絵文字や記号も重要だ。

「絵文字・大文字の使い方など、言葉以外の要素についても注意を払ってください」「それらの要素は、あなたの主張に役立っていますか?むしろ主張の妨げになっていないか?もう一度、なぜこのメッセージを送るのかという、より大きな目標の文脈で考えてみてください」

マーティン教授は、そもそもメッセージをメールで送信する必要があるかどうかを自問してみることも必要だと指摘する。

「オフラインに切り替えてもいいのです」「メールでやり取りするよりも、会話する方がむしろベターなケースもあります」

また、怒っている人に言ってはいけない2つの言葉、運動や怒りを発散させる「レイジルーム」が実際に怒りを和らげるのに役立たない理由などについても議論を交わした。



ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。