アメリカ大統領選挙の共和党候補ドナルド・トランプ氏がテレビ討論会で「オハイオ州スプリングフィールドで移民が犬を食べている」と発言したことを受け、イリノイ州シカゴにある有名ホットドッグ店「ウィナーズ・サークル」が看板のメッセージを変更した。
「移民がペットを食べている」という発言は、トランプ氏の支持者らの間で広まっている偽情報で、オハイオ州当局はこの主張を否定している。
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それにも関わらず、トランプ氏は9月10日に行われた討論会で「スプリングフィールドで、ハイチ移民が犬を食べている」と主張。
「この国に入ってきた人たちが猫を食べている。住んでいる人たちのペットを食べている。それが私たちの国で起きていることだ。ひどい話だ」と移民を攻撃した。
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1983年創業のウィナーズ・サークルは、トランプ氏への批判的な姿勢で知られている。
10日の討論会の後にはホットドッグのイラストが描かれた看板のメッセージを「移民は私たちの“ドッグ”を食べている」と書きかえて、写真をソーシャルメディアに投稿した。
ソーシャルメディアの投稿にはスペイン語で「ホットドッグが好きですか?当店へどうぞ。猫はダメです!」と書かれている。
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大統領選挙では、トランプ氏だけではなく共和党副大統領候補のJ.D.ヴァンス氏も「移民がペットを食べている」と主張しており、批判されている。