「Twitter有料化をイーロン・マスク氏が検討」海外メディア報道に動揺する声

「お金を払うくらいだったらTwitterをやめる」「ユーザーの8割か9割は離脱するんじゃないか」
アメリカのサンフランシスコにあるTwitter本社に掲げられたロゴマーク(10月28日撮影)
アメリカのサンフランシスコにあるTwitter本社に掲げられたロゴマーク(10月28日撮影)
CONSTANZA HEVIA via Getty Images

Twitterを無料で好きなだけ利用できる時代は終わるかもしれない。Twitter社を買収した実業家のイーロン・マスク氏がTwitterに課金制を導入し、無料ユーザーは毎月限られた時間しか閲覧できないようにするプランを検討中だと海外メディアが報じ、世界に衝撃を与えている。

この驚くべきニュースを報じたのは、アメリカのテック系メディア「プラットフォーマー」。11月8日の記事によると、アドバイザーであるデビッド・サックス氏(PayPal社の元COO)とマスクさんは、最近の会議でこのプランを話しあったと「事情に詳しい関係者」は話しているという。

プラットフォーマーの記事は、マスク氏の指示でTwitter社の大量解雇をしたことや、認証アカウントを有料ユーザーに限定する方針で生じた混乱などを報じた。その上で「これらはすべて、Twitterを利用する大半もしくは全てのユーザーに購読料を課すという最大の変化への序曲かもしれない」として、以下のように書いている。

<事情に詳しい関係者によると、マスク氏とサックス氏は最近の会議でこのアイデアについて議論した。そこで話し合われたプランの中に「誰もが毎月限られた時間だけTwitterを利用できるが、閲覧を続けるには利用料が必要」という物が含まれていたという>

<マスク氏とサックス氏が課金制にどれぐらい本気かは分からない。Twitter社はコメントの要請に応じなかった。またBlueチームが新しい認証システムの立ち上げでフル稼働のため、差し迫ったものには見えない>

この記事に関してTwitter上では「ここで悪口を言われるためにお金を払う人はいない」「ヘビーユーザーだけど、お金を払うくらいだったらTwitterをやめる」「有料化したらユーザーの8割か9割は離脱するんじゃないか?」などの声が出ている。

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