7月3日に判明した新型コロナウイルスの東京都内の感染者数は124人だった。小池百合子知事が同日の定例会見で明らかにした。前日の7月2日には、5月2日以来2カ月ぶりに感染者数が100人を上回ったばかりだったが、2日連続で100人超えとなった。
■新宿と池袋を「感染者が増えている」と名指し
小池知事は2日の会見に引き続き「現状はより一層の警戒が必要として感染拡大要警戒の状態」とした上で、新規感染者が多く確認されている地域を新宿エリア、池袋エリアと名指しした。
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感染者数の内訳は新宿エリアで50人、池袋エリアで7人。これまでの傾向と同じく、20代、30代が陽性者の7割を占めているという。
小池知事は「いわゆる『夜の街』『夜の繁華街』での接待を伴う飲食店などで、(密閉、密集、密接の)三つの密が集積するような危険性の高い施設への外出はお控えいただきたい」と都民に訴えた。
飲食店などを利用する際には、都のチェックリストに沿って適切な感染拡大防止策を講じている「感染防止徹底宣言」のステッカーを貼ってある店舗を選ぶなど注意して欲しいとしている。
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また新宿や池袋の「夜の街」の飲食店関係者に向けて、軽い症状が出て「おかしいな」と思いつつ我慢して出勤すると、いきなり重症化する可能性があるとして「前もって検査を受けて頂きたい」と話した。