030 | 部活の名脇役と言えば恋バナ!両方主役の「恋するバスケ部」。

青春時代、汗や涙を部活動に注ぎ込んでいた人も多いはず。遠い昔の日のあの快感......、大人になった今からでも、手に入れるのに遅いということはありません。

青春時代、汗や涙を部活動に注ぎ込んでいた人も多いはず。遠い昔の日のあの快感......、大人になった今からでも、手に入れるのに遅いということはありません。それぞれに忙しくなった大人同士だからこそ、"からだにいいこと"を理由に定期的に集まれば、きっとその楽しさも(ツラさも!?)ひとしお。"からだにいい部活"に打ち込む大人の活動内容をレポートします。

 日曜日の夕方、体育館にボールを追いかける大人の姿。部活名は、「恋するバスケ部」だ。「この部活が発足したのは、まだメンバーに独身者が多かった頃ですね。恋の話ばっかりしてないで、運動しようぜ!ということになりまして(笑)。そうして、代々木公園でバスケを始めたのですが、若者ばかりで体力が続かなくって、最近『恋するバスケ部』(通称・恋バス)として正式にチーム登録をして、体育館を借りて活動を始めました」。

そう教えてくれたアヒルストアの齊藤輝彦さんを中心に、集まったメンバーは飯田橋のメリメロや渋谷のリベルタンといった人気店のスタッフや、バスケット好きのお客さん。月に1回バスケットをして汗を流し、その後の打ち上げで恋バナに花を咲かせるというが活動内容だ。「みんな店の定休日が日曜日なので、夕方から集まって活動しています。今日の打ち上げは、幡ヶ谷で中華を。飲みながら話すのは、もちろん恋の話です。バスケのスタイルと恋愛のスタイルは似ている!?なんて(笑)」

部活と恋バナは相性が良いものと、相場が決まっている。思いっきり汗を流して、仲間と恋の話で盛り上がる。大人の部活も、学生時代のそれと楽しみ方はそう変わらないのかもしれない。それにしても、予約困難な人気店のそうそうたるメンバーが集まって、打ち上げで行く店がどこなのか気になるところだ。

●恋するバスケ部

●部長/齊藤輝彦

●設立/2012年頃

●部員/約10名

●活動頻度/月1回程度、日曜日

●主な活動場所/渋谷近辺の体育館など

●部からのメッセージ/

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(「からだにいい100のこと。」より転載)