気づけば9月11日。ワールドトレードセンターが崩れ落ちてからもう12年。
あの日以後、アメリカはアフガニスタン、イラクへと戦争を続け、8月末にはシリアを攻撃する寸前だったといいます。テロとの闘いにより、新たなテロリストが生まれていく現実。今後もアメリカが先制攻撃しないことを望みます。あのイラクの時のように。
12年前の9月11日、その日。まだワールドトレードセンターが崩れ落ちる前のニューヨークの国連で、新たな平和の動きを祝うセレモニーが予定されていました。国際平和デー(通称:ピースデー)が、911の4日前の9月7日に国連決議により制定されていたのです。
この現実のストーリーはドキュメンタリー『ザ・デイ・アフター・ピース』で詳しく紹介されています。
ワールドトレードセンターが崩れ落ちたその日。
ピースデーを9月21日にすることに奔走し「PEACE ONE DAY」を設立したジェレミー・ギリさんは、平和を諦めることなく、平和実現のための行動を続け、アンバサダーとなった俳優のジュード・ロウさんなどと共に、平和活動を続けています。
そんな私も、ジェレミーの不屈のチャレンジ精神に触発され、2011年から『ザ・デイ・アフター・ピース』の日本における上映運動を続け、そして毎年ピースデーの9月21日に合わせて開催している、学生を対象とした平和がテーマのショートフィルムコンペティション「UFPFF 国際平和映像祭」を主催しています。
今年も「UFPFF 国際平和映像祭 2013」が9月21日に、横浜で開催されます。
さらには、今年、ジェレミーの「PEACE ONE DAY」が世界中をつなぎ、24時間のライブの中継番組をYouTubeで実施することになり、この番組の日本コーナーを9月21日正午からホストすることになりました。
そして、今年はもっと日本でピースデーを根付かせようと、ピースデージャパンを発足。日本各地でのピースデーイベントを紹介し、ピースデーをより一層広めます。
ピースデージャパン主催のキックオフイベントが9月20日に開催されます。
いつかピースデーを、誰もが知っている日に。
人を傷つけない、殺さない日、そのかわり誰かに寄り添い、
支える日を根付かせたい。バレンタイデーやホワイトデーのように。