虹とともに。九州レインボープライド2017 子どもたちが集まる場所になる

「本当に嬉しいことに、たくさんの子どもたちや親子連れも来場してくれた」
キム・ミンス

九州を代表するLGBTパレード「九州レインボープライド」が11月5日、福岡で開催された。

今年で4回目を迎える「九州レインボープライド」は「レインボーシティ福岡」(みんなとつながる! それがいい!)というテーマで、冷泉公園などで結婚式などの多彩なイベントが開かれた。

天神橋を渡る一帯商店街を通るパレードは約500人が参加し、一帯を虹に染めた。イベントの来場者数は過去最高の7000人を記録した。

九州レインボープライド実行委員会代表のあなたののぶゑ(三浦暢久)さんは、ハフポスト日本版に今の思いを教えてくれた。

九州レインボープライド2017を終えて

この1年間通して 公民館・学校へと講演活動を通し、交流を持ってまいりました。そして、福岡市内にあるほとんどの小中学校・公民館へのイベント告知をさせて頂きました。本当に嬉しいことに例年以上にたくさんの子どもたちや親子連れも来場してくれたことです。来年はもっとたくさんの子どもたちが集ってくれる場所へとなることが次なる目標です。

また、九州エリア全域のイベントになってきていると感じています。九州7県にあるLGBT支援団体との交流を交えながらイベント当日を迎えることができました。彼らもまた当日を楽しみにしてくれていたようでした。九州が一つとなり大きなムーブメントとなることがそれぞれの地域まで支援の輪が広がることができるようになるのではないかと感じました。

福岡において、大きく変化する節目の年となったような気がしています。

これまでの多数の福岡のLGBT支援団体の活動が実を結び、福岡市長に当事者に向けて力強いメッセージをいただけました。これからの市の変化を楽しみにしています。パレードが始まって4年、当初は想像もできなかったんです。

来年は 本当の意味での大きく変化を遂げる年かもしれません。その時にまたQRPとして成長したイベントとして、たくさんの方と楽しい時間を過ごせるようになっていたいと思います。

ハフポスト韓国版のブロガーで、写真家のキム・ミンスさんがその様子を紹介する。

ハフポスト韓国版に掲載されたものを翻訳・編集しました。

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