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2015年10月18日 22時54分 JST | 更新 2016年10月17日 18時12分 JST

中生代の哺乳類化石に保存された軟部組織

真三錐歯類(eutriconodont)は絶滅した初期哺乳類の一群であり、その名称は咬頭(高い部分)が3個ある特徴的な形の臼歯に由来する。今回、保存状態が極めて良好な1億2500万年前の真三錐歯類の化石が報告され、軟部組織が保存された哺乳類化石の最古の記録がこれによって6000万年以上さかのぼった。スペイン・ラスオヤスで見つかりSpinolestes xenarthrosusと命名されたこの化石には、毛皮や外耳、ハリネズミやトゲマウスに見られるような背中の細かい棘毛などの皮膚構造といった、典型的な哺乳類の特徴が認められる。皮下には肝臓や肺胞のある肺を示す証拠があり、筋性の横隔膜の存在が示唆された。

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前期白亜紀のスペインに生息していた哺乳類Spinolestes(再現図)。

Credit: Oscar Sanisidro

Nature526, 7573

2015年10月15日

原著論文: A Cretaceous eutriconodont and integument evolution in early mammals

doi: 10.1038/nature14905

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