BLOG
2018年10月19日 10時52分 JST | 更新 2018年10月19日 10時52分 JST

脳を標的とするT細胞

脳腫瘍が免疫細胞の内皮細胞への接着経路を調節して免疫回避を促進する仕組みが明らかにされた。

治療用T細胞の脳へのホーミング効率は、脳腫瘍の免疫療法の成功を阻む障壁の1つである。今回、脳腫瘍が免疫細胞の内皮細胞への接着経路を調節して免疫回避を促進する仕組みが明らかにされ、T細胞の脳への遊走を改善するホーミング系が設計された。T細胞リガンドを改変して、移動における下流の段階と接着を最適化することにより、脳腫瘍での治療用T細胞のホーミングと抗腫瘍活性を改良できる可能性が示された。

Nature561, 7723

原著論文:

A homing system targets therapeutic T cells to brain cancer

doi: 10.1038/s41586-018-0499-y

【関連記事】

ヒト膵臓がんの進化の流れ

Nature561, 7722 

Nature560, 7718 

Nature555, 7696 

Nature554, 7693 

Nature554, 7693