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小説家の言葉は、やはり魅力があります。5人の選考委員はそれぞれ、何と語っているでしょうか。
パリでも東京でも「私はどこにいても満たされない」。そんな自分と向き合い続ける作家・金原ひとみさんが、コロナ禍でもなお同調圧力が支配する日本に問いかける。
細身の黒いワンピース、耳や唇を飾るたくさんのピアスーー。応接間にいたのは、どこか近寄りがたくて、芯が強そうなイメージ通りの「金原ひとみ」だった。