劇団EXILEオーディションに合格後、さまざまな話題作に出演し、演技力が高く評価されている鈴木伸之さん。7月29日公開の映画『東京喰種(トーキョーグール)』でも重要な役どころを演じており、公開前から話題を集めています。今回は、鈴木さんの洋服へのこだわりやHIROさんとのエピソード、映画で着用した衣装のことなど、たっぷりとお話いただきました。
ブランドのこだわりを感じるシンプルな服が好き
洋服はシンプルなものが一番。モノトーンのものが好きです。なかでも、ブランドらしい特徴のある洋服を選ぶことが多いです。デザインや装飾がガシャガシャしていないものがいいですね。
素材だとナイロンのものが一番好き。肌触りも好きなんですけど、汚れも付きにくいイメージがあるし、高級を感じることができるのもいいですね。
僕は身長が185cmあるので、丈が長いアウターが多いんです。特に「Rick Owens」のものがお気に入り。丈が長めに作ってあったり、ゆる〜くなってたりする服が多くて、そういうブランドの特徴がある服は好きですね。
最近は「Farfetch」というアプリで自分が好きな服を検索しています。気に入った服を海外から取り寄せることができるだけじゃなく、イメージと違うときやサイズが合わないときは返品もできるので、リスナーの方にもおすすめです(笑)。
HIROさんからの服は大切にしています。
HIROさんからは自分では買えないような服をいただくことがあります。HIROさんが「もう着ないから」と言って、Tシャツがどっさり入った大きな紙袋をくださったり、新品の服をいただいたりすることもあるんです。いただいた服は大切に使わせていただいています。
特注のジャケットのおかげで役づくりができた
映画『東京喰種(トーキョーグール)』では、亜門鋼太郎役を演じました。CCG(喰種対策局)に所属する喰種捜査官という役どころなので、衣装はスーツです。
スーツの上から着用するコートは、袖周りから首回り、腕周り、膝丈まで、1時間くらいかけて採寸して、原作の漫画とも照らし合わせながら、CHRISTIAN DADAの森川マサノリさんがつくってくださいました。
特注でつくってもらったので、衣装が完成して届いたときはすごく嬉しかったですし、着心地も抜群でした。衣装は役づくりのうえで大事なアイテムのひとつになりましたね。あれだけ丈が長いとアクションでも映えるのでカッコイイんです。
ただ、メルトン素材の分厚いコートだったので、夏の終わりの撮影ではすごく暑くて......汗だくで撮影しました(笑)。
帰宅したら洋服は必ずハンガーにかける
僕の洋服のお手入れは、帰宅したら必ず服をハンガーにかける、これだけです。脱ぎ散らかして置いておくとシワになったり、汚れが付いたりするので、帰宅したらすぐハンガーにかけて、ボタンを留めて、服がヨレないようしてます。