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2015年02月25日 14時32分 JST | 更新 2015年04月26日 18時12分 JST

「ガチガチに固まってしまっている、学びや成長という言葉を崩していきたい。」ハバタク株式会社 代表取締役 長井悠

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長井悠

東京大学大学院卒業後、IBM ビジネス・コンサルティングサービス株式会社(現日本IBM)入社。2008 年のリーマン・ショックと2011 年の東関東大震災をきっかけに教育事業に取り組むことを決意し、同社の仲間とハバタク株式会社を設立。2014 年より代表取締役。ハバタクでは、東京を拠点としながらもボストン・ホーチミンシティ・秋田など国内外の教育現場を飛び回り「新しい学び」の場を構築中。 http://www.habataku.co.jp/

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コンサル業界から、教育事業を軸にした企業を立ち上げた長井悠さん。2008 年のリーマン・ショックと2011 年3 月11 日の東日本大震災をきっかけに、社会のために今何が必要かを考えた結果、教育にいきついたそうです。ハバタク株式会社という、社名もユニークな"教育業界のIDEO"のお話を伺ってきました。

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OYAZINE(以下O と略記):ハバタク株式会社っていう名前がいいですね。羽ばたく株式会社"っていう意味も込めているのでしょうか?

長井悠さん(以下、長井と略記):そうですね。教育事業をやろうと思った時に、誰でも口にするわかりやすい言葉が必要だと思ったんです。ひとつは世界にはばたく、という意味。もう一つはHave a Takt、つまり、自分の人生の指揮棒を自分で持とうという意味でつけました。もちろん企業としても成長したいので、「羽ばたく株式会社」という意味も込めてます。

O:メインは教育の事業ということですよね。最初はどのような事業からスタートされたのでしょうか?

長井:いわゆる暗記型・詰め込み型の学習では身に付けることが難しい、ディスカッションや論理的な考え方、創造的なアイデア創出といったような21 世紀型スキルの研修を高校生向けに実施しました。私を含めた3 人のファウンダーはコンサルティング業界出身で、入社後にそうしたスキルを叩き込まれるわけなのですが、社会で求められるわりには学校で習うことが稀という現状に問題意識があったんです。

O:大学受験を控えている高校生に向けて、どのようにそのトレーニングを導入していこうと考えていたのでしょうか?

長井:いくつかの学校に伺って、校長先生に直談判して、こういうスキルがこれからの社会で必要ですよね!と力説して回りました。ところが、共感はしていただけるものの、目の前に控えた大学受験を気にしている保護者の方に対して説明が難しいということで、実施に至ったのは1 校のみ。会社を立ち上げて最初の4 ヶ月でかなり苦戦して口座残高も急降下、といった感じになってしまいました。まったく「羽ばたく」どころではありませんでしたね。

O:そこで気がついて方針転換したのでしょうか?

長井:はい。苦戦している間に学校の先生からいただいたお話が気付きになりました。つまり、今の学校現場で求められている「学び」の成果はあくまで進学や就職の実績だということです。この現実の前には、私たちが説く理想論などまったくの無意味でした。当時私たちは相当打ちのめされましたしたが、今思うとここが重要な転換点でした。私たちには"Have a Takt!な人を増やしたい"というビジョンがあり、その実現のためにはどうしても既存の受験・就活システムがハードルとして立ちふさがることが分かってきた。そこで私たちが決めたのは「日本の学びにまつわる社会システムごと変えていこう」ということです。このスタンスがいまのハバタクを特徴付けているひとつの要素でもあります。

O:具体的には、どんなことをしたのですか?

長井:いまの受験・就活システムが規定する「勝ち組」とか「メインストリーム」の外側にロールモデルをつくる必要があると考えました。そこで立ち上げたのは、企業にいる社会人がアジアで事業をつくることを支援するプログラムです。国内でのトレーニングを経て現地に赴き、当時最先端だった人間中心デザインプロセスをふんだんに盛り込んで、現場密着型で実現可能なビジネスプランを創造するというもので、今から3 年前にスタートしました。アジアの前進基地としてホーチミンシティに支社を出すことを決めたのもこのときです。

O:その事業は3 年経って、どうなっているのでしょうか?

長井:現在は企業内の起業家、いわゆるイントレプレナー育成を目的としたプログラムに進化しています。横文字だと分かりにくいので、私たちはそれを「会社に変態を育てる」と言ったりしているんですが、会社の中の暴れん坊というか非常識人というか、そういった方を育てるというものです。

O:企業からすると、そういう人を育てたら退社して、起業しちゃうとか、移住しちゃうような側面も危惧しそうですが、そのあたりはいかがですか?

長井:究極的に言えば、それを許容できる企業としかハバタク株式会社は仕事をしないのだと思っています。事実、長い目で見て世の中のためになるならやろうよ、と言ってくださる方々と深く共感しあって仕事が始まることが多いですね。

O:なるほど。そこまでして「変態」たちを育てたい企業の目的は何なのでしょうか?

企業側としては、多国籍チームを組む機会が増えているにも関わらず、そこで活躍できる日本人が育っていないという課題があるんです。原因としてよく言語の壁が取り沙汰されますが、それは表面的な問題に過ぎません。本質的な問題はもっと根深いところ、つまり事業を自分事として捉え、多様なメンバーと信頼関係を築き、必要なコミュニケーションと意思決定をする経験が圧倒的に足りないことだと思います。結果として、せっかくグローバルに展開している企業でも、日本の本社が動くのが遅くて失敗する、という事態につながっているんです。

O:そんな事態を受けて、ハバタク株式会社がトレーニングを提供することになったわけですね。

長井:はい。足りないのは経験であって、能力が足らないわけではありません。実際に多国籍のメンバーと直接顔を合わせ、チームで活動すれば、なんだこんなことか、と動き出せるようになる。その原体験を提供することがハバタク株式会社としてできていると思っています。ただでさえ、人類がサステナブルに生きるためには今の地球のサイズでは足りないと言われている時代です。これからは国境や人種を超えて、強みをお互い出しあいながら課題解決にあたるビジネスのあり方が求められていくだろうと考えています。僕たちはそれが実現した世界をco-creative world(共創する世界) と呼んでいますが、教育上の課題は社会人でも学生でもまったく同じことが言えますね。

O:社会人向けのプログラムが突破口になったということですが、その結果として、高校や大学といった教育機関にもサービス提供できるようになったのでしょうか?

長井:なりました。まったく羽ばたけなかった創業時から比べると格段の変化です。いまの状況は、国のスーパーグローバル事業(文部科学省が推進する、グローバルな舞台に積極的に挑戦し、活躍できる人材育成を図る事業)の影響もあったりします。またハバタクのポジションがユニークだということもありますね。ハバタクはビジネス界と教育界の両方を行き来できる特殊な企業なので、学校の現場の先生からすると、「今ビジネスの世界で何が起こっているのか」ということをリアルタイムで伝え、プログラムに反映できる点に価値がある。逆に、企業側からすると、学びの最終段階である高等教育の現場で、何が行われているのかということを知ることが、採用後の学びと社会のギャップを理解する上で重要なんです。そのブリッジ役として、ハバタク株式会社にお声がけいただける機会が増えてきました。

O:具体的にはどういう学校で、どんな活動をされているんでしょうか?

長井:例をあげると、京都の立命館宇治高等学校では、アントレプレナーシップ教育を年間プログラムとして実施しています。何を教えているかというと、高校生が自ら感じている社会に対する問題意識を明らかにして、社会にインパクトを出すまで解決策を実践するというものです。MIT の最新起業メソッドをアレンジしている点も特徴で、日本初の試みです。

O:インドのリバーサイドスクールで実践されているDesign for Changeというプログラムに似ていますね。

長井:そうですね。この学校の場合であれば、地元である宇治の文化発信をテーマにしてもいいし、提携先であるタイの教育問題について取り組むということでもいいんですね。重要なのは彼ら自身が社会課題を見つけ、解決のアイデアをつくり、実践できるだけの道具と機会を提供することです。一度火がついた高校生たちはすごいですよ。どんどん自走していきます。

O:それは、一学年のうち、何割ぐらいの生徒が参加するのでしょうか?

長井:今年は50 人で、来年は80 人を見込んでいます。実は立命館宇治高等学校には「イマージョン」という海外留学を含んだコースがあって、そのコースでは必ず受講するプログラムになっているので、そういう意味では、必須科目です。

O:その受講生たちは、基本的に海外での勉強や仕事に興味があるということなんでしょうか。

長井:はい、立命館宇治高等学校はいわゆるスーパーグローバルハイスクール事業の指定校になっていて、私たちのプログラムもその一環です。このプログラムがハバタク株式会社の最新の教育事業ですが、その一方で、数多くの海外渡航型プログラムを学校機関に対して提供してきました。高校生・大学生に、短期的に海外留学を体験してもらうというプログラムで、今後も継続する予定です。おかげさまで、この先3 年くらいはすでに導入の打診がきている状況です。

O:海外渡航型プログラムの需要は多いようですね。

長井:私たちは、海外渡航型は非日常の「強烈な原体験」、クラスの中で実践するプログラムは日常の「鍛錬」だと思っています。両方の良さがあるので、その2つを組み合わせたサイクルを体験してもらうのが理想ですね。たとえばさきほどお話ししたアントレプレナーシップのプログラムは、MIT(マサチューセッツ工科大学)で学生に対して実施されているプログラムをベースにしているのですが、今後は生徒たちが実際にMIT に訪問して、自分たちの活動について発表し議論をする場を持てるように提携を進めています。

O:長井さんはハバタク株式会社をスタートする前は、コンサル業界にいらっしゃったとのことですが、社会にでる前に、そういった教育事業に興味を持つきっかけになるようなことがあったのでしょうか?

長井:ひとつは、大学院で論文を書くということが、はからずも自分のトレーニングになっていたなということです。文系の研究をしていたので、テーマも自由、アプローチも自由、場所や時間の制約もないんです。その中で一定の知を積み上げるということは、とても難易度の高いものだなと思ったんですね。そこで身につけた論理を積み上げて答えを出すというスキルが、社会人になってとても役に立っているということに気がつく一方、振り返ってみると、そういったトレーニングを、小学校からの学校教育の中で受けてこなかったなと思ったんです。

O:自分の受けてきた教育の中で、もっとこの作業を早くから体験したかったということですね。

長井:そういうことです。それから、もうひとつのきっかけとして、僕自身は子どもの頃から自己表現が好きだったんですね。音楽をずっとやっていましたし、大学院の論文はバッハについての研究で、論文は自己表現の最たるものでした。起業も、極論を言えば、自己表現なんです。自分が社会の一員として、何を世の中に提供するかという話ですから。そういう観点から、教育現場の中でアントレプレナーシップを育むということは、社会に対する自己表現の面白さに気づくことであり、社会で役に立つ論理の積み重ねを学べるよいトレーニングだと思っていて、その掛けあわせたところに自分の教育事業があると考えています。

O:なるほど。長井さんのお話をうかがっていて、長井さんにとって論文を書くということは楽しかったんだろうなという印象を持ちました。知らないことを知る好奇心や、わからないことを解明するおもしろさみたいなものを子供の頃から知っていると、この先楽しいぞ、というような姿勢を感じます。そのような姿勢は、おそらく、対象年齢を選ばずに、子どもから大人まで持てるといいのではないでしょうか。

長井:まさにそうだと思います。ブラックボックスを解明する楽しさというか。ハバタクでは、実は地域の小学生にレゴを使ったプログラムを提供したりもしていて、よく活動がわかりにくいと言われたりもするのですが(笑)、それは学年や年齢で対象を区切る意味がないからです。僕達も社内でよく議論するのが、ハバタク株式会社の標榜する「タクト」ってなんなんだろうということです。夢とか、志とかで言い換えることもできるかもしれませんが、そんな大それたものじゃなくてもいい。何か自分の中にピンと興味のアンテナが立つものがあって、それを探究して、実行するっていう姿勢を身につけることが大事なんだと思います。そういう個人を育てることが、ひいては共創的な社会を作ることにつながっていくんじゃないかなって思っています。

O:ハバタクという会社名をきいて第一印象で、海外にチャレンジする子どもたちを育てる事業をしていらっしゃるのかなと思ったのですが、今お話をうかがっていると、海外を知ることで、やはり自分のタクトの幅も広がるわけですよね。選択肢が広がった中から、自分の興味のあることを選べるわけですね。

長井:私たちが教育プログラムをつくるときに大切にしていることが2つあって、ひとつは多様性に出会い、受け入れることです。もうひとつは創造性を発揮することです。最近のグローバル人材育成プログラムに多いのは、偉い人の話をきいて、名所を見て、すごいなと思って帰って来るだけというものです。英語でペラペラしゃべってるとか、大学のキャンパスがでかいとか、そんなことで海外すげー!って思って帰ってくるだけの思い出と、自分が英語を使ってコミュニケーションして、同世代の学生と意見を交換して、何か結果を残して帰ってくる経験とでは、身につく自信も全然違いますよね。自分から何かを生み出さなければ、クリエイティビティって育たないんじゃないかと思っているんです。

O:もしくは、クリエイティビティじゃなくて、もはやクリエイションでしか評価されなくなっているかもしれませんね。アイディアじゃなくて、お前は何をやっているんだという、行動そのものが大事になってきている気がします。その点で、立命館宇治高等学校の取り組みは、まさにクリエイションをしていますよね。

長井:そうですね。面白いのは、クリエイションをしようとすると、自分が拠って立つものって何だっけ?という疑問に必ずぶち当たることです。グローバルを突き詰めれば突き詰めるほど、実はローカルの視点が大事になってくる。その両面をしっかり持ちながら自分で活動を進められることを、グローカル・リーダーシップという言葉でくくってもいいんじゃないかとも思っています。

O:そういうものを、つまりクリエイティビティだとか、リーダーシップだとか、ダイバーシティだとか、アントレプレナーシップを、子どもたちに伝えていこうとした時に、教える側に対して「じゃあお前はどうなんだ」という視線もあるわけですよね。そのあたり、長井さんの中で、身についたというプロセスは明確なのでしょうか?

長井:なんでしょうね。直感で言うと、小学校1、2 年年の頃、友達とやたら朝早く起きて、となり町まで自転車で冒険に行くという遊びをしていたことは影響しているかなと感じます。

O:え、小学校1 年生で?

長井:そうなんですよ。元気のいい犬を飼っていて、その犬にそり代わりのスケボーを引かせたりして。スタンドバイミーじゃないけど、川岸に打ち上げられたでっかい魚を見つけたり、橋を渡りながら日の出を迎えたり。なんか越境してるっていう感覚があったんですね。異世界にいって帰ってくるような感覚があって、その頃から、冒険心みたいなものが芽生えたなという感じがあります。

O:それは、ご両親もすごいですね。

長井:特に母親は、「ま、やってみたらいいんじゃない?」しか言わないような人で、のびのびスクスク育ったと思っています。家の周りから、めちゃくちゃ石を集めてきたりとか、勝手にそのへんの板に釘を打って工作したり、家の柱をトンカチでガンガン叩いて音の違いを調べて遊んだり。小さい時は多動症を心配されたりもしたらしいんですけど、結果的に、自由にさせてもらえたことで、人と違ってもなんとかなるんだなぁと、思えるようになったりしました。アントレプレナーシップとか、クリエイティビティとか横文字ばかり言葉を並べてしまいましたが、結局それが原点なのかなという気がします。

O:誰かに「いいんじゃない」と言ってもらえることとか、自主的に何かをやったという経験が、大事なのかもしれませんね。

長井:今ハバタクに付き合ってくださっている学校や、企業からいただく言葉も、「いいんじゃない?」という言葉なんです。ガチガチのカリキュラムがあるけれど、もっと生徒たちの自由にやらせていいんじゃないということだったり。企業さんでも、アントレプレナーシップを身につけた社員さんが起業しちゃっても「いいんじゃない?」と言えてしまえる柔軟な思考が共通しているのかなと思います。言い換えれば、今の「学び」や「成長」という言葉がもつガチガチ感を崩していかなきゃいけないと思っている人たちと、ハバタク株式会社がシンクロしているのかなと思います。

O:ハバタク株式会社自体も、教育事業に限らず、企業のコンサルティングまで、「いいんじゃない?」の精神で、幅広くいろいろなことにチャレンジされているように感じます。

長井:ビジョンの実現につながることであれば、なんでもチャレンジしてみようと思っています。先日は、学研さんのアクセラレータープログラムというビジネスコンテストに出場して、銀賞をいただきました。この事業も、スケールをもって展開していくことになりそうですし、それ以外にも、教育関連サービスや、教具開発のお手伝いをさせていただくような機会も増えています。Yahoo! JAPANのクリエイティブアワードで金賞を受賞した、三井不動産レジデンシャルの「2020 ふつうの家展」というエキスポでは、学びをテーマにした住まいのコンセプトモデルを作らせていただきました。

O:ハバタク株式会社は今、何名くらいの社員さんがいらっしゃるんでしょうか?

長井:2015 年2 月時点では10 名です。日本(東京・秋田)、ベトナム、北米、フィリピンの5 拠点を展開しています。ベトナムでは、日本からの人材を受け入れる体制づくりや、課題先進国である日本で培われたソリューションをアジアの課題解決に結びつけるというトライアルをしています。今、会社設立から5年目に入りましたが、企業としてはまだまだだと感じています。もともとは職人的にいいプログラムを作って、世の中に最初の事例を生み出していくというアヴァンギャルドなやりかたが好きでしたが、やはり世の中へのインパクトを考えると、スケールをもって広がるプロジェクトも大事だなと思っているんです。ちょっと前は、教育事業のイメージってあまりよくなかったように感じていましたが、今は私たちのような事業領域に対して、かなり興味を持ってくださる方が増えてきたと感じています。教育ってもっとかっこよくもなるだろうと思っています。

O:どんな方を採用していらっしゃるんでしょうか?

長井:原体験が似ている人とご一緒しています。英語が話せるとか、海外生活を経験しているとか、スキルは表面上のものなので、どうにでもなります。それよりも、経験してきたことや、ビジョンを大事にしています。ちなみに今は、空間をデザインできるスペシャリストを早く仲間に入れたいなと考えています。私たちはDesign for a Co-Creative World というのをスローガンに掲げているんですが、学びにはデザインが必要だと思っているんです。いわゆるグラフィック用語のデザインという意味ではなく、学習環境や、社会システムといった包括的な視点から解決策を生み出すという意味でのデザインができる存在でありたいですね。

O:将来はどんな企業になりたいというような目標はありますか?

長井:教育界のIDEO と言ったら大げさかもしれませんが、そんな存在がいてもいいんじゃない?と思っています。

O:今日は貴重なお話をありがとうございました。

長井:ありがとうございました。

(この記事は、2015 年2 月のインタビューをもとに構成されています。)

インタビュアー/撮影 川辺 洋平