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2015年11月13日 23時17分 JST | 更新 2015年11月13日 23時17分 JST

ユーカリが丘など

かねてから一度行ってみたかった千葉県佐倉市の住宅地「ユーカリが丘」の「持続可能な街づくり」を視察して参りました。

石破 茂 です。

今週火曜日、水曜日と衆・参で予算委員会が開催されましたが、報道で知る限り、論点がやや拡散気味で、少し残念な気も致しました。

 

かねてから一度行ってみたかった千葉県佐倉市の住宅地「ユーカリが丘」の「持続可能な街づくり」を視察して参りました。

1970年代に開発に着手した時から、何十年も先を見越して、その場の短期的な利益に走ることなく着実に街づくりを進めてこられた嶋田哲夫・山万株式会社社長の見識には深い感銘を受けました。

「ニュータウン」が「オールドタウン」になり、やがて「ゴーストタウン」になっていくところが多い中にあって、このユーカリが丘の取り組みから学び、全国に展開できる点はないか、これを機によく考えてみたいと思います。

藻谷浩介氏は「(嶋田氏の)断じて一時的な利を追わず、住人の加齢とともに進化するそのビジネスモデルは、氏の経営する非上場会社とその株主にささやかだが安定した利益を、そしてそこに住まう人々には最大限の安心と喜びをもたらしてきた。なぜ同じことを手掛ける企業が出てこないのか。ビジョンの不足?顧客志向の欠落?リーダーの不在?いや根源は、大手上場企業が『配当最大化』という不毛な目標しか持てていないことだ」(対談集「しなやかな日本列島のつくりかた」・新潮社刊)と述べておられますが、まさしく然りと思います。

先日ご紹介した、原丈人氏の提唱される「公益資本主義」と併せて、今後の日本の進むべき道に大きな示唆を受けたように思いました。

今週は全国市議会議長会評議員会、全国町村議長会など、この時期恒例の地方団体の全国大会が開催され、出席をして参りました。

地方創生の意義について、随分とご理解は深まってきたように思いますが、まだまだ道半ばです。今週ご来訪頂いた島根県浜田市や大分県竹田市など、本当に地道な、しかし斬新な取り組みを拝見するにつけ、このような取り組みが全国に広がることを願わずにはいられません。

テレビ東京系「田勢康弘の週刊ニュース新書」に登場するアイドル猫「にゃーにゃ」の写真集(東京ニュース通信社刊)が発売となりましたが、末尾に何故か私と「にゃーにゃ」とのコーナーがあります。「忙中閑あり」というわけでもありませんが、撮影中は少しだけほのぼのとする時間を過ごしたことでした。

週末は14日土曜日が大阪府知事選・栗原貴子候補、大阪市長選・柳本顕候補の街頭演説会等(吹田駅前商店街・豊中市豊中駅前・西区九条駅前他)、関西広域連合・関西地域の将来展望シンポジウムで講演・鼎談・意見交換会(午後1時半・ホテル大阪ベイタワー・大阪市港区弁天)、石﨑徹衆院議員の「地方の若者と女性の会」(午後7時・新潟ロココ・新潟市中央区)。

15日日曜日がアオーレ長岡、子育ての駅「てくてく」、長岡造形大学などの視察、「金子めぐみ衆院議員とふるさとの未来を語る会」にて講演(午後2時・新潟県三条市)、HEAD研究会「『地方創生』の先を作る」(午後6時・東京都渋谷区)、という日程となっております。

 

もう街にはクリスマスのイルミネーションが輝き始めました。本当に早いものですね。

以前も書いたのですが、クリスマスが近づくとオー・ヘンリーの短編「賢者の贈り物」を思い出します。とても有名な作品ですので、すでにご承知のことと思いますが、もしまだお読みでない方があれば、是非ご一読をお勧めいたします。

皆様、お元気でお過ごしくださいませ。

(2015年11月13日「石破茂オフィシャルブログ」より転載)