BLOG
2015年02月22日 23時31分 JST | 更新 2015年02月22日 23時31分 JST

61歳で、若手候補?!高齢化が進み続ける23区の区長たちに警鐘を。

街頭演説会の中で何人かの応援弁士の方が、「スズキイチロー、61歳!候補者の中では、まだまだ若手です!」と年齢について触れていました。

今日はいよいよスタートとした、台東区長選挙の応援に行ってきました。

スズキイチロー候補は元みんなの党の台東区議会議員であり、

同じ釜の飯を食った仲間です。日本を元気にする会も推薦を出しており、

政調会長の山田太郎参議院議員とともに、上野駅前に熱い第一声を届けて参りました。

投票率の低下が続く地方選挙ですが、投開票日は3月1日(日)になります。

台東区の皆さま、まずはぜひとも投票に行っていただき、

候補者を見比べる際はスズキイチローにもご注目いただければ幸いです。

スズキイチロー公式HP

http://suzuki-ichiro.com/

さて、その街頭演説会の中で何人かの応援弁士の方が、

「スズキイチロー、61歳!候補者の中では、まだまだ若手です!

と年齢について触れていました。

冗談のような話ですが、区長選挙においては

61歳という年齢が「若い」というアピールにすらなるのが実状です。

そもそも今回、こうした時期はずれに台東区長選挙が急遽行われることになったのは、

高齢の(73歳)区長が任期中に急逝されたことが理由です。

昨年度、同じく現職の練馬区長が病死されたときにも触れましたが、

東京都23区の区長たちの高齢化は留まることを知りません。

そろそろ「政治家定年制」を真剣に議論するべきでは?

http://otokitashun.com/blog/column/4029/

ちょっと長いですが、区長の年齢一覧を再び引用します。

(年齢・役職は2014年2月時のもの)

-80代-

練馬区:志村豊志郎(81) ※2014年2月永眠

-70代-

北区:花川輿惣太(79)

渋谷区:桑原敏武(79)

江戸川区:多田正見(79)

豊島区:高野之夫(77)

中央区:矢田美英(73)

台東区:吉住弘(73) ※2015年1月永眠

荒川区:西川太一郎(72)

大田区:松原忠義(71)

江東区:山崎孝明(71)

-60代-

新宿区:中山弘子(69) ※2014年の選挙で吉住区長に交代

墨田区:山崎昇(69)

千代田区:石川雅己(68)

品川区:濱野健(67)

葛飾区;青木かつのり(65)

中野区:田中大輔(63)

港区:武井雅昭(61)

-50代-

目黒区:青木英二(59)

世田谷区:保坂展人(58)

板橋区:坂本健(55)

足立区:近藤やよい(55)

杉並区:田中良(54)

文京区:成澤廣信(53)

23人合わせて1,556歳、平均年齢は67.7歳です。

(合わせる意味はまったくないけど)

中には6期、7期と続けていて、また4月に出馬の意思を固めている区長もいます。

期数を重ねて役職が上がっていく国会議員ならまだしも、区長は当選した時からトップです。

後人に道を委ねる、新しい可能性に賭けるという発想がまったく欠落しています。

確かに、経験や安定も大事...なんてごまかしは言いたくありません。

安定を求めるなら、役所や役人さんにすべてを委ねておけば良いのです。

政治家やリーダーに求められるのは、前に進む強い力と変革への揺るがぬ意志です。

残念ながら、ほとんどの高齢首長にそれを望むことはできません。

そして、これも繰り返しになりますが...

「死亡リスク」とまでいうと語弊がありますけど、政治家自身も有権者も

寿命というのをもっと正面から見つめて考えたほうがいいと思います。

例えば今年の4月も出馬が噂をされている某区長は、御年79歳です(今年80歳)。

任期が満了したときには83歳になっています。

日本人男性の平均寿命は、2014年調査で初めて80歳を超えましたが、それでも80.2歳です。

ドライに確率論で言えば、任期中になんらかのトラブルが発生する可能性は明確に高いと言えます。

実際に今期も、二人の高齢区長がなくなりました。

どんな理念や政策の変節よりも、任期中に死亡することは最大の公約違反・裏切りだと私は思います。

だって、約束してたことが何一つできなくなってしまうのですから...。

「他に候補者がいないから」

「すでに名前が通っていて、相乗りしやすいから」

「議会・役所としても、足並みが揃えて担ぎ出しやすいから」

そんな理由で今期も、結果の見えた区長選挙が数多く行われようとしています。

インターネッ党関連の記事でも触れた通り、たった一人しか当選しない首長選挙において

知名度のある現職は極めて強く、新人候補は挑戦することすら憚られるのが現実です。

そして今回のように現職が亡くなって新人同士の争いとなるケースでも、

都議を5期務めた自民党の重鎮議員、元衆議院議員の民主党の大物議員など、

年齢的にもキャリア的に「あがった」人ばかりが登板してきます。

いつまで私たちは、このような状態を甘受しなければならないのでしょうか。

今年の4月に北区で同じような事態が起こることは防ぎたいと思いながらも、

現実的に打てる手が限られている自分の力不足は情けない限りです。。

選択肢がない状況で「選挙に行こう!」というのも憚られるのですが、

今回の台東区長選挙は幸いにも、選択肢が比較的多い状況と言えます。

少しでも年齢の若い、可能性のありそうな候補に票を増やすこと。

対象者がいなければ、抗議の意味で高齢候補以外か白票を投じること。

有権者の立場としてはこうした地道な活動で、

少しでも既存の政治システムに警鐘を鳴らすしかないのかもしれませんが、

今回の台東区長選挙、そして4月の統一地方選挙でも、私なりにできることを模索してまいります。

それでは、また明日。

(2015年2月22日「おときた駿公式ブログ」より転載)