今週は缶サット甲子園の北海道大会。模擬衛星を低高度に打ち上げて性能を競ったりするんですが、そのピギーバッグとして我々のロケットの様々な装置のテストをさせてもらうため&某新規案件の見学者のアテンドなども行いました。
うむ、汎用部品で四角錐のフレーム組むとかやりよるな #HuffRocket
— 牧野一憲/Kazunori Makino (@kzmakino) July 4, 2013
試作品取り付けのためのフレームですねー。どんな部品でもなるべく早く、簡単に、安く! RT @kzmakino: うむ、汎用部品で四角錐のフレーム組むとかやりよるな #HuffRocket
— いな111 (@ina111) July 4, 2013
->創意工夫が大事です。
週間北海道出張乙です #HuffRocket RT @ina111: さてさて、北の大地に向けて出発だ
— 牧野一憲/Kazunori Makino (@kzmakino) July 4, 2013
->缶サット甲子園に向けての準備のためエンジニアは北海道に集合!
今日最初に仕事はインジェクタの性能改善実験のために加圧ラインを2系統にするのに必要な部品の洗い出しです。 #HuffRocket
— 牧野一憲/Kazunori Makino (@kzmakino) July 5, 2013
->比推力を上げるためにいろいろな工夫がまだまだ必要なんですね。
#HuffRocket@kzmakino: あの爆発映像の合間にこんなtweetをしていたとはw Liftoff: Success & FailureのDVDを観ておりました! RT @ina111: 牧野さん解説でロケット爆発映像見てる
— 牧野一憲/Kazunori Makino (@kzmakino) July 5, 2013
->爆発から学ぶことは多い。。。
先週は夏打ち上げのためのエンジンのテスト、今週は中のコンピュータのテストに北海道にきました。高校生が模擬人工衛星の開発のコンテストの缶サット甲子園。ついでに載せてもらってテストします #HuffRocketpic.twitter.com/nQzViSIcx3
— いな111 (@ina111) July 5, 2013
->ありがたや。
打ち上げ成功!ゆっくり上がって行くロケットで面白い! #HuffRocketpic.twitter.com/vfMtowhhCw
— いな111 (@ina111) July 6, 2013
->何機か打ち上げるみたいです。
「稲川さんが載ります」(゜∀゜) #HuffRocket ピギーバックペイロードとして電装品の試験をさせてもらいました pic.twitter.com/DkX33Hfs7I
— 牧野一憲/Kazunori Makino (@kzmakino) July 6, 2013
->笑
@ina111: 7月13日から八谷さんの個展OpenSky3.0の中で「すすめ!なつのロケット団!」の展示があるので、会場設営に来ました。場所は秋葉原近くのアーツ千代田3331 http://t.co/2SJvT1mx3Q#HuffRocket
— いな111 (@ina111) July 8, 2013
「すすめ!なつのロケット団」の展示はこんな感じで実機と植松専務が作ったらペーパークラフトの展示もあります。親ロケット子ロケットみたいw #HuffRocketpic.twitter.com/WkMlytmYDv
— いな111 (@ina111) July 8, 2013
->まだやってるはずなのでぜひ見に行ってください!
都内、千葉、北海道と転々としたなつのロケット団最初のエンジン30kgf級のテストベンチ(試験台)。写真は配管系。3年程度使われ、何度か爆発も経験済み。手作り感満載のシステムw #HuffRocket#opensky3331pic.twitter.com/WmAGbN7SJB
— いな111 (@ina111) July 9, 2013
30kgf級エンジンのテストベンチのコントロールシステムは秋葉原で買ってきた電子部品で構成されている。バルブを動かすためにコントロールボックスが製作された。写真は緊急停止ボックス #HuffRocket#opensky3331pic.twitter.com/oR0IRFl6J9
— いな111 (@ina111) July 9, 2013
エンジンに合わせて多くのスロート(燃焼後に超音速で排気するために絞る部分)が作られた。高温のためグラファイト(鉛筆の芯と同じ素材)の塊からの削り出し。展示では20個以上を展示。 #HuffRocket#opensky3331pic.twitter.com/59fEZyYhD4
— いな111 (@ina111) July 9, 2013
エンジンのチャンバー(燃料と酸化剤が混ざって燃える筒)は高温になるため、対策をしないと金属のチャンバーに穴が空いてしまう。冷却方法はいくつかあるが、アブレーション冷却を採用している。 #HuffRocket#opensky3331pic.twitter.com/xwAzoMLn7J
— いな111 (@ina111) July 9, 2013
500kgf級エンジンのノズル(お尻の部分)のアブレーター。この時はノズルが飛んで行ったために割れている。 #HuffRocket#opensky3331pic.twitter.com/qnBuWnq42c
— いな111 (@ina111) July 9, 2013
->これまでの開発の歴史が垣間見れます。
8月31日と9月1日のトークイベントなどなつのロケット団関連のイベント時にはこんなリーフレット配布します。数足りなくなったらごめんなさい! #HuffRocket#opensky3331pic.twitter.com/kmxnukaC8F
— いな111 (@ina111) July 9, 2013
エンジンは200kgf級と500kgf級を展示。ロケットエンジンっていうと巨大なものをイメージする人が多いけど、これぐらいの推力だと小脇に抱えられるぐらいの大きさ。 #HuffRocket#opensky3331pic.twitter.com/C0srEVycVQ
— いな111 (@ina111) July 9, 2013
開発の歴史、それはつまり爆発の歴史。100kgf級エンジンで燃焼にムラがあったために冷却が間に合わず穴が空いてしまったもの。中から見ると燃焼ムラがわかる。 #HuffRocket#opensky3331pic.twitter.com/SyfNg0StUX
— いな111 (@ina111) July 9, 2013
飛んだのは、ノズルアブレーターだけだったような気が RT @ina111: 500kgf級エンジンのノズル(お尻の部分)のアブレーター。この時はノズルが飛んで行ったために割れている。 #HuffRocket#opensky3331pic.twitter.com/V1jjYrD4sX
— 小林伸光 (@nobkoba) July 9, 2013
2012年の夏の打ち上げ直前の燃焼実験で燃えてしまったエアアクチュエータ(地上の配管を開け閉めするための装置)。香ばしい展示です。#HuffRocket#opensky3331pic.twitter.com/t4UqdiV9e5
— いな111 (@ina111) July 9, 2013
->これらも輝かしい?歴史。
なつのロケット団臨時手伝いに来ました。展示物はあるがキャプションはこれから作る! #HuffRocket#opensky3331
— 大貫剛(野生) (@ohnuki_tsuyoshi) July 9, 2013
->お手伝いありがとうございます!
2013年春の打ち上げは地上で機体が燃えてしまった。その際機体近くで高速度撮影していたカメラは激しく損傷してしまった。 #HuffRocket#opensky3331pic.twitter.com/Fyl2xnvpy4
— いな111 (@ina111) July 9, 2013
これは500kg級の地上試験で焼損 RT @ina111: 2013年春の打ち上げは地上で機体が燃えてしまった。その際機体近くで高速度撮影していたカメラは激しく損傷してしまった。 #HuffRocket#opensky3331pic.twitter.com/A78MG1KBnI
— 浅利与一義遠 (@hologon15) July 9, 2013
練炭かペン立てのように見えるが、炭素のブロックから削り出したノズルスロートがゴロゴロ。縦に切ると断面は、おなじみのロケットエンジンの形をしている。小さなロケットではこんな構造で良いのだ。 #HuffRocket#opensky3331
— 大貫剛(野生) (@ohnuki_tsuyoshi) July 9, 2013
ロケットエンジンの燃焼室にはガラス繊維をフェノール樹脂で固めた筒が納まる。中で高温のガスが燃えるが、エンジンが止まるまで筒が燃え尽きなければいい。アブレーターと呼ばれる使い捨て断熱材。 #HuffRocket#opensky3331
— 大貫剛(野生) (@ohnuki_tsuyoshi) July 9, 2013
アブレーターはロケットエンジンの燃焼室のサイズに合わせて作るので、燃焼室が大きくなるとアブレーターも大きくする。大小さまざまなアブレーターは、ひとつひとつの実験の証だ。それぞれに日付が書かれている。 #HuffRocket#opensky3331
— 大貫剛(野生) (@ohnuki_tsuyoshi) July 9, 2013
燃え方が偏ったアブレーターや、中には焼け焦げて貫通しアルミ製の燃焼室を融かしてしまったものもある。失敗と言えば失敗だが、そこからデータを取ることが実験の重要な目的だ。 #HuffRocket#opensky3331
— 大貫剛(野生) (@ohnuki_tsuyoshi) July 9, 2013
->まだまだ詳しい解説が続くはずです!展示はずっとやってますので!
というわけで、打ち上げ試験も迫ってきて、いろいろと慌ただしくなってきましたよ!