今日(米国時間11/10)サンフランシスコで行われたOpen Mobile Summitで、Twitterの製品担当副社長、Kevin Weilが、新しい〈ハート〉がユーザーの行動にブレーキをかけていないことを明らかにした。
むしろ、行動は増えている。
[〈お気に入り〉から〈いいね〉への変更によって、最初の一週間でユーザーの反応行動は6%増えた。]
[@kevinweilによると、人々はTwitterで「いいね」 のハートマーク️を、「お気に入り」の星印より6%多く使っている。わかりやすいから、と彼は言っている]
理由? Weilによると、「わかりやすいから」。うなずける。これまでにいくつ〈お気に入り〉をもらえただろうか。増加は既存ユーザーで6%、新規ユーザーで9%だった。
スターからハート、そして〈お気に入り〉から〈いいね!〉への公式な変更は、11月3日に行われた。人々は不満を漏らしたが、大した違いはなかった ― ハードコアユーザーであるあなたの予想通り。
「スターをハートに変えるという大きな変更に際して、われわれは数多く議論を重ねてきた。多くの国々で多くの方法をテストした。様々なアイコン、様々な言葉を」、とWeilは言った。
「ハートは万国共通のシンボル。ずっと包活的なシンボルでもある」とWeilは付け加えた。
結局人々はハートの方が好きになるだろう。しかし、反対する意見も十分うなずけるものだ。一度決められた人の考えや行動を、こんな形で切り換えることは容易ではない。再び変更がないことを願うばかりだ...あるいはアイコンを広告主に入札させるようなことも。
Weilの発言はPeriscopeでストリームされたので、ライブを再現することができる(ウェブとAndroid版Periscopeの新機能のおかげで早送りや巻戻しも可能)。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi / facebook)
(2015年11月11日 Techcrunch日本版「Twitter、ハート導入1週間後の「いいね」は6%増」より転載)