「ナインアワーズ成田空港」 試泊レポート! エッジの効いたデザイナーズカプセルホテル

月20日、9h ninehours(ナインアワーズ)成田空港がオープンした。これは京都市下京区寺町通四条にある9h ninehours 京都に続いて2号店となる。オープンに先立ち実施された試泊会に参加してきた。ホームページで確認すると、場所は成田空港第2旅客ターミナルに隣接する立体駐車場第2ビルB1Fとある。車で第2旅客ターミナル出発階に到着した私は、エスカレーターで下の階に降り、 立体駐車場への連絡通路を探した。これには、ノースとサウスがあるのだが、サウスを選び進むと右手に駐車場のエレベーターがあり、地下1階へ降りる。

7月20日、9h ninehours(ナインアワーズ)成田空港がオープンした。これは京都市下京区寺町通四条にある9h ninehours 京都に続いて2号店となる。

オープンに先立ち実施された試泊会に参加してきた。ホームページで確認すると、場所は成田空港第2旅客ターミナルに隣接する立体駐車場第2ビルB1Fとある。

車で第2旅客ターミナル出発階に到着した私は、エスカレーターで下の階に降り、 立体駐車場への連絡通路を探した。これには、ノースとサウスがあるのだが、サウスを選び進むと右手に駐車場のエレベーターがあり、地下1階へ降りる。

立体駐車場に隣接する地下ということだが、想像していたのとはまったく違う開けたオペラ広場に出る。

通常の空港利用では、このような施設が存在することすらも知ることはないだろう。ちょうどステージの裏側が「ナインアワーズ成田空港」のフロント入り口となる。

宿泊は、正午12時以降のチェックインから翌日午前10時迄のチェックアウトで、一律3,900円。 また、仮眠やシャワーのみのプランも用意されている。

エントランスを入ると中央にフロントが配してあり、右が女性、左が男性で完全に分かれている。したがってご夫婦やカップルで宿泊するカプセルゾーンや部屋はない。

まず受付でチェックインをすると、キーデポジットはないが、鍵を紛失した際には鍵の交換費用として5,000円が請求される旨が説明される。そして黒いメッシュのナインアワーズオリジナルバックが渡される。

これには、上質なタオル大・中、洒落たオリジナルガウン、記念に持ち帰りOKの簡易スリッパと歯ブラシが入っている。これは料金に含まれている。

フロントホールから扉を開けて進むと、ロッカールームになっている。

このロッカーは非常に大きく、上段にハンガーや棚があり、下段は一般的なサイズのスーツケースであればまるごと入る大容量スペースとなっていてありがたい。

ロッカーキーの番号とカプセルの番号は連動している。ここから先は、土足厳禁でスリッパとなる。

ロッカールームからさらに進むとパウダールームとトイレとなる。ドライヤーが備え付けてあった。ここまで見ただけでも、デザインとブランディングが徹底的に統一されていることがわかる。日本の玄関口である成田空港ということもあり、ユニバーサルデザインも随所に使用されている。

さらに進むとこの先にシャワールームがある。入り口には使用済みのタオルを回収するボックスがあり、シティーホテルで例えるならJrスイートクラスともいえるシャワーブースが並んでいる。

着替えをする前室も十二分な広さ。ガラス張りのシャワーブースに入るとこちらも十二分な広さで、柔らかくも上質な光と質感に包まれ気分が上がる。シャワーノズルも高級感があり、様々な微調整ができる。

ブースには、ボディーソープとシャンプーがあり、ドライヤーも備え付けられている。

この一列に長く並ぶデザインカプセルの風景は壮観。快適なピローが用意されている。

カプセル内の設備としては、調光照明スイッチ、BGM(一局)スイッチ、頭側の両サイドに小さいながらも携帯やスマートフォン、眼鏡等が置けるスペースがある。

コンセントは1口のみ。このコンセントは使用する際には、ソケットを右に捻りながら差込まなければならない。まっすぐそのままコンセントにソケットを挿そうと試みてうまくいかず、気付くまでに少々時間を要した。

それぞれのカプセルに煙探知機とスプリンクラーが設置され、安全面にも十分な配慮がされている。そのスプリンクラー部分の金属カバーが突起しているので、頭上には十分に注意してほしい。また、カプセルエリアのフロア材のせいか、スリッパで歩く際にでる音が就寝時に少々気になった。

館内はこれでバックヤードを除けばすべてとなる。

したがって、利用者が飲食や歓談をしたり、手持ちのラップトップで仕事をするスペースはない。成田空港のWi-Fiはここまで飛んでいないが、独自の無料Wi-Fiがあるのでフロントでパスワードを教えてもらい、カプセル内にてスマートフォンで作業を行ってみたところ、動画等もストリーミングでストレス無く鑑賞できるスピードだった。

私がチェックインしたのは午後7時25分だったが、成田空港の夜は恐ろしく早い。

午後7時30分頃から片付け始め、午後8時には閉まる店やレストランも多い。午後9時には、ほぼすべての売店や飲食店が閉まってしまうので、それまでに夕食を済ませる必要がある。

現在、空港内で24時間営業の店は、このナインアワーズとセブンイレブンのみ。空港内で午後9時以降から夜が明けて空港が再び動き始めるまでは、することが何も無いと考えておいた方がよいだろう。

当日対応頂いたスタッフによれば、オープンしてみないと詳細は分らないものの、「早朝LCCの為の前泊利用よりは、数時間から日付をまたぐトランジット待ち旅行者の利用を想定しています。」とのこと。

また、現状ではムスリム旅行者向け対応などは特別に考えてはいないが、需要があると判断すれば成田空港内にある礼拝室までの案内地図を用意するなど、早急に対応できる準備をしているという。

(レポート:向井通浩/GuesthouseToday編集長、写真:Nacasa@Partners(冒頭2枚除く))

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