大阪北部で震度6弱の地震、震源付近には多数の断層

この断層帯では、1596年に慶長伏見地震(M7.5)が発生しています。

18日(月)7時58分に大阪府北部で震度6弱を観測する地震が発生しました。

今回の震源付近には、多数の断層が存在しています。

今回の地震は、東西にのびる「有馬-高槻断層帯」、南北にのびる「上町断層帯」や「生駒断層帯」の境目付近で発生したとみられています。

そのため、これらの断層帯のいずれか、もしくは複数が影響した可能性が考えられる状況です。

気象庁の発表によると、今回の地震は上記の中の「有馬-高槻断層帯」の影響が、最も大きいとみられます。

この断層帯では、1596年に慶長伏見地震(M7.5)が発生しており、同じ断層帯での地震発生は約400年ぶりです。

今回震度6弱を観測した地震は、震源が浅いところで発生していることから、余震が発生した場合は、震度5弱以上の強い揺れの恐れがあり、しばらくは警戒が必要です。

>>最新の地震情報

関連記事

注目記事