台風8号、7月10日午後に沖縄・先島諸島直撃

海には近づかないようにしてください。

台風8号は10日(火)7時推定では、沖縄の南東海上を西北西に時速30kmで進んでおり、中心気圧は935hPa、中心付近の最大風速は50m/sで非常に強い勢力を保っているとみられます。

沖縄本島に加え、宮古島も風速15m/s以上の強風域に入りました。

沖縄では徐々に風が強まっており、沖縄本島の糸数では、今朝4時32分に30.6m/s、那覇でも6時1分に27.8m/sの最大瞬間風速を観測しています。

▼台風8号 7月10日(火) 7時推定

存在地域 宮古島の東南東約250km

大きさ階級 //

強さ階級 非常に強い

移動 西北西 30 km/h

中心気圧 935 hPa

最大風速 50 m/s (中心付近)

最大瞬間風速 70 m/s

>>ウェザーニュース台風Ch.

この後も勢力を維持したまま西寄りに進んで、今日10日(火)午後には宮古島や石垣島など先島諸島を直撃。10日18時の予報円の中心は、宮古島の西約50kmとなっています。

台風の中心が非常に近くを通過するため、宮古島や石垣島などでは平均で45m/s、瞬間的には60m/sを超えるような暴風が吹き荒れる恐れがあり、厳重な警戒が必要です。

10日(火)早朝からすでに風が強まり始めています。早めに、停電対策や飛ばされやすいものの片づけ、食料の確保など、台風対策を済ませるようにしてください。

また、沿岸の海域ではうねりを伴い、大しけとなっています。台風最接近時には、10mを超える波が押し寄せる予想です。

海には近づかないようにしてください。

Mariaは、米国の女性の名前が由来です。

台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

※24時間生放送の天気予報専門番組「ウェザーニュースLiVE」より

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