(3)マリー・アントワネット系2人目はアーティストのRos Fairman。
フリーマーケットやアンティークフェア、オークションハウス、チャリティーショップ回りが大好きという筋金入りのフランス物コレクター。
私もイギリスに来て以来、趣味と実益を兼ねたアンティークフェア巡りが大好きになりましたが、新しく買った家具がほとんどないというこの家、ここまでくると趣味の域を超えて「生き様」とでも呼ぶべき(?)。
イギリスはアンティーク好きのためのテレビ番組や雑誌が非常に多く、生き甲斐となっている人も多く見受けられます。 特に女性に大人気のフランスのアンティーク、ディーラーやバイヤーの行き来も多く、私の家の近くで月2回開催されるアンティークマーケットにも朝2時起き、3時起きで大陸(フランスやベルギー)のディーラーがバンやトレーラーに商品を積んでやってきます。 平日の朝6時頃オープンするのですが7時に行くと駐車場が満車で入れないほど。
彼女もそうやって25年かけてこつこつ集めたのでしょう、大好きな物が詰まったお家をどうぞ。
(写真のソース:Emily Wheelchair)
1980年代に家を買ってすぐ買ったのが大きなフレンチのミラー。 フェミニンで華やかなゴールドギルド細工のフレームはこの家のテーマともなりソファやアームチェアともマッチさせている。
![](https://img.huffingtonpost.com/asset/5c63d37f2400007002a2819e.jpeg?ops=scalefit_720_noupscale)
パリのサロンを思わせるフリンジがゴージャスなイエローサテンの大きなソファはeBayでの掘り出し物。
![](https://img.huffingtonpost.com/asset/5c63d37f360000150f6ae799.jpeg?ops=scalefit_720_noupscale)
真鍮フレームのベッド、ゴールドとガラスのウォールライト。ドレッシングテーブル、鏡に映るワードローブすべてがフランスのアンティークかヴィンテージ。
![](https://img.huffingtonpost.com/asset/5c63d3802400003e034b48e4.jpeg?ops=scalefit_720_noupscale)
キッチンはフレンチ・カントリー。 大きなファームハウステーブルを真ん中に椅子はあえてミスマッチ。
![](https://img.huffingtonpost.com/asset/5c63d38020000063016e93e5.jpeg?ops=scalefit_720_noupscale)
たとえ入りにくくても(笑)大人気の猫足バスタブはこの家の中で唯一のリプロダクション。 ヨーロッパではバスルームも他の部屋と同じように扱い、絵を飾ったり家具を置いたりカーテンをかけたりすることは普通。
![](https://img.huffingtonpost.com/asset/5c63d380240000b102a281a0.jpeg?ops=scalefit_720_noupscale)
(2015年4月10日「世界級ライフスタイルのつくり方」より転載)