政党の違いがわかる『まんが【聖塔小学校】』掲載スタート

横浜市中区のベンチャー企業「株式会社 ワカゾウ」は16日、政党を擬人化して紹介する漫画コンテンツ「まんが【聖塔小学校】」の第1話を発表した。参院選に投票に行くと、飲食店などで割引を受けられるイベント「センキョ割2@よこはま」のホームページで掲載を行っている…

横浜市中区のベンチャー企業「株式会社 ワカゾウ」は16日、政党を擬人化して紹介する漫画コンテンツ「まんが【聖塔小学校】」の第1話を発表した。参院選に投票に行くと、飲食店などで割引を受けられるイベント「センキョ割2@よこはま」のホームページで掲載を行っている。

漫画には、参院選で議席を争う9つの政党が、擬人化したキャラクターになって登場。9人のキャラクターが、物語の舞台の「聖塔小学校」の中で「児童会選挙」を闘うという設定となっている。

第1話は、その擬人化された政党キャラクターたちが、学校に登校するシーンで構成されている。しかし、主人公の転校生、大泉は候補者を見て唖然とする。「大丈夫か?この学校」という大泉のセリフは、まるで有権者の声のようだ。

大泉が驚くのも無理は無い。擬人化されたキャラクターたちは、学校という「世間」から、浮きまくっている。普通の小学生のように、「徒歩」で登校する立候補がいないのだ。

それぞれのキャラクターが通学に使う乗り物を見てみよう。

お金持ちの「ジーミン」が通学に使うのは『自家用“路面電車”』。ジーミンと双子のミッシュは、セスナで通学する。まるで、ジーミンとは違うと、アピールしているかのようだが、どちらも動かすにはお金がかかる乗り物だ。

5年生のキョーサは、自家用リムジンで登校するのを隠したくて、途中から歩いて登校する。

女子の候補者、4年生のシャミンちゃんは、女子にウケが良いという理由でアルパカに乗って通学する。同じく4年生のミドリちゃんも女子と低学年には優しい。馬で通学するが、シャミンちゃんとは仲が悪い。

5年生のセイ・カツーノは、前はお金持ちだったが今は節約生活中。馬の格好をした人の上に乗って通学する。

副会長と噂が高い5年生のミンナーノはアメリカからの帰国子女の設定。セグウェイ使いとも呼ばれている。新しいモノに目がないのか。一方、4年生のイシンは人力車で通学。和服を着ており、日本の伝統を意識しているようだ。

そして9人目のコーメーは、クラスメイトの担ぐお神輿で通学する。

さて、この乗り物が意味することは何か。それぞれのキャラクターは何故これらの乗り物に乗っているのだろうか。一見、政治とは異なる漫画にも見えるが、漫画の中には、各党の公約をイメージしたものと思われる伏線も登場しており、「何故ここにこれがあるのか」を探すと、新たな発見がある。

ワカゾウでは若者に選挙や政治に興味を持ってもらうために様々な試みを行なっているそうだが、この漫画コンテンツもその一つ。ワカゾウの担当者は、漫画の舞台となったサッカー部のアーKB総選挙にも注目だという。「政治家の選挙には興味が無いけれど、選挙という名前を使う他の物には、人気を集めるものもあります」。方法を変えれば、注目を集める活動に変えることができるということだろう。

「まんが【聖塔小学校】」の第2話では、各候補の公約・マニフェストは、連載の第2回で詳しく紹介するという。各党の公約が、漫画の中でどのように表現されるのか、興味は尽きない。

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