大きな歯を持つ、巨大カモノハシの仲間の化石を、オーストラリアの大学の研究チームが発見した。体長は、現存種の約2倍になるという。MSN産経ニュースが報じた。
体長が現存種の2倍の約1メートルに達し、大きな歯を持つカモノハシの仲間の化石を発見したと、オーストラリアのニューサウスウェールズ大のチームが4日発表した。
(MSN産経ニュース「歯を持つ巨大カモノハシ 現存種の2倍、豪で化石を発見」より 2013/11/05 10:06)
カモノハシは、鳥のようなくちばしを持ち、卵を産む特異な哺乳類。現在、カモノハシ類は1種のみ、オーストラリアで生息している。
今回見つかったのは、カモノハシ類の歯の化石。今のカモノハシには歯がないが、この化石には発達した歯があったようだ。研究チームは「どう猛な肉食だったのでは」と推定しているという。
今のカモノハシには歯がなく、昆虫や小型のエビなどを口ですりつぶして食べていますが、化石には発達した歯があることから、研究チームは「魚やカエル、カメなどを活発に捕らえるどう猛な肉食だったのでは」と推定しています。
(NHKニュース「豪 巨大なカモノハシ類の歯の化石」より 2013/11/05 05:08)
研究チームは、1500万〜500万年前に水辺に生息していたと推測している。
※カモノハシ類の化石が発見されました。体長は、現存種の2倍で大きな歯があるそうです。あなたにとってのカモノハシのイメージは変わりましたか? ご意見をお聞かせください。
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