テレビ朝日は11月20日、男性社員が番組制作費を私的に流用していたとして、懲戒解雇したと発表した。約10年間で1億円を上回る金額を着服していたという。日刊スポーツなどが報じた。
テレビ朝日は20日、発注していない業務の代金を制作会社に請求させ、約1億4000万円を私的に流用したとして、45歳の男性社員を懲戒解雇したと発表した。
(日刊スポーツ「テレ朝社員が1億4000万円を私的流用 」より 2013/11/20 16:23)
男性社員は、2003年3月~2013年3月にかけて、制作会社に実態のない業務の代金を請求させて着服した金を、旅行費や服飾費に充てていたという。
8月に実施された東京国税局の税務調査をきっかけに、テレビ朝日が調査したことで発覚。この事実をうけて、社員の上司3人を処分。社長も報酬を自主返上するという。
取締役編成制作局長の役員報酬20%を1カ月返上させるなど上司3人も処分。早河洋社長も役員報酬の10%を1カ月、自主的に返上する。
(スポニチ「テレ朝社員を懲戒解雇 1億4000万円を私的流用 旅行や服飾品に」より 2013/11/20 16:57)
※テレビ局の社員が、制作費1億4000万円を私的流用していることが発覚しました。約10年間におよぶ着服について、どう思いますか? ご意見をお聞かせください。
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