ハフィントンポスト各国版11月27日のスプラッシュを紹介します。スプラッシュとは、ハフィントンポストのトップ記事のこと。本日は、ドイツ版からお伝えします。
ドイツのキリスト教民主同盟(CDU)と社会民主党(SPD)で大連立が合意、12月中旬にもメルケル政権が3期目に突入します。
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ドイツでは3度目の大連立となります。17時間に及ぶ長い交渉の末、11月27日早朝にキリスト教民主同盟(CDU)とドイツ社会民主党(SPD)がベルリンで連立に合意しました。
早い段階で両党はドイツ連邦規模での法的最低賃金の導入、年金改革、二重国籍の規制緩和などで合意していました。また、外国の車に対してアウトバーン(高速道路)の通行料金を課すことでも合意しました。新規事業に対する課税の拡大は見送られることになりそうです。
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ドイツでは、5大政党のシンボルカラーで連立政権を呼ぶ習慣があります。キリスト教民主同盟(CDU)・キリスト教社会同盟(CSU)が黒、自由民主党(FDP)が黄色、ドイツ社会民主党(SPD)が赤、同盟90/緑の党が緑、左翼党が赤紫で、今回の大連立は「黒赤同盟」となります。
ドイツ社会民主党では、12月上旬に行われる47万5000人の党員による連立の信任投票でゴーサインが出れば、17日にメルケル首相が正式に再選され、3期目のメルケル政権がスタートします。
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