3万2千キロにもおよぶ荒野の冒険で撮影した感動的な映像

製作にかけた400日余りの間、「最初のシャッターを切ってから最後の編集にいたるまで」3万2千キロを車で走破、160キロを徒歩で移動した。プロジェクトの間に12万5,000枚のスチール写真が撮影された。

製作にかけた400日余りの間、「最初のシャッターを切ってから最後の編集にいたるまで」3万2千キロを車で走破、160キロを徒歩で移動した。プロジェクトの間に12万5,000枚のスチール写真が撮影された。では、フィルムメーカーNicolaus Wegnerは、ワイオミング州の大自然における自らの驚くべき冒険をどのように総括するであろうか。

「大自然の山間部で星を見上げた時間、盆地で流星群を体験した時間、高原で真上をスーパーセルが渦巻くのを見た時間、丘と草原全体にわたって稲妻が走るのを見た時間、真冬の時速60マイルの暴風雪の激しい風に対抗して身を持ちこたえようとした時間、その間の大部分の時を通して人生への愛が伴っていた」信じられないほど美しい低速度撮影の動画に関するブログにおいてWegnerは書いている。

映像は、彼の旅行と同じくらいに驚くべきものだ。Wegnerは四季の全部、一日の全時間において大自然の風景を捉えようとした。シークエンスの一つにおいては、冬の荒野の上に立ち上る灰色の雲が捉えられているが、後になってラッパズイセンに完全に焦点が合わされる。低木地が赤茶の岩だらけの大地と対照をなし、とりわけ驚くべきシークエンスにおいては、稲妻が星たちとカメラの注目を求めて競い合っている。

「これがワイオミングだ」とWegnerはビデオについてコメントしている。

[(English) Translated by Gengo]

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