「私の脚を見て。まだちゃんと動くのよ」。アメリカの現役最年長教師であるアグネス・ズレズニックさんは、冒頭の動画で記者にそう話している。
子どもたちに「グラニー(おばあちゃん)」の愛称で親しまれているズレズニック先生は、ニュージャージー州ノース・プレーンフィールドにあるサンダンス小学校の家庭科教師だ。CBSの番組によると、この1月12日に100歳の誕生日を迎えたという。とはいえ、まだまだ元気だ。
子どもたちに愛される人気教師が非常勤講師として教職についたのは1995年、81歳になってからだったとCNNは伝えている。
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教師になるまでの60年間は、専業主婦として子どもや孫、ひ孫の面倒を見てきたが、ここ20年来は、子どもたちに料理と編み物を教える日々を送っている。
「子どもたちが私の気持ちを明るくしてくれるの。成長を見守るのが何よりも楽しみよ」。地元のオンライン新聞「The Star Ledger」の取材に対し、ズレズニック先生はそう語る。
「子どもたち」のみならず、その保護者たちもまた、グラニーの献身的な指導に心から感謝している。
サンダンス小学校に子どもを通わせるマリーナ・グワトウィックさんは、同紙の取材に対してこう語った。「息子にとっては、先生というだけでなく、本物のおばあちゃんのようです。本当の人生とは何かについて教えてくれますし、健康で長く充実した理想的な生き方そのものですね」
h/t MSN
[Megan Griffo(English) 日本語版:遠藤康子/ガリレオ]
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