東京電力は3月12日、2015年4月入社の新卒採用数を700人とする計画を発表した。採用数は14年度の約2倍とする計画だという。47NEWSなどが報じた。
東京電力は12日、2015年度の新卒採用を14年度実績(372人)の約2倍の700人とする計画を発表した。福島第1原発事故後、人材流出が続いており、業務運営に支障が出ないよう本格採用を再開する。このほか50人の中途採用を実施し、計750人を確保する。
(47NEWS「東電、15年度新卒採用700人 14年度の倍、福島枠70人」より 2014/03/12 15:17)
経済復興と雇用確保に貢献するため、福島県から70人程度を採用するという。
福島の経済復興と雇用確保に貢献するため、全体の採用数750人のうち70人程度を福島の大学、高専、高校などから採用する。
(MSN産経ニュース「東電、15年4月新卒採用は700人 前年度比倍増」より 2014/03/12 15:19)
原発事故後、東京電力では人材流出が深刻化している。この3年間の自主退職者数は、20〜30歳代を中心に約1500人に上っている。
会社での希望が見えず、辞めていく社員が後を絶たない。事故前に年100人程度だった自主退職者数は、平成23年度465人、24年度712人、25年度は4月から12月末までに315人。深刻なのは、その7割が20~30代の若手で、4割が経営幹部候補や原子力技術者などの中核社員であることだ。
(MSN産経ニュース「年収140万円減 東京電力、人材流出やまず 再建、廃炉…険しい道のり」より 2014/03/11 02:46)
【東電などの関連記事】
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー
関連記事