4月25日に予定されているオバマ大統領の韓国訪問のタイミングに合わせ、北朝鮮が核実験を行うのでは、との観測が広まっている。NHKニュースなどが伝えた。
韓国政府関係者は24日夜、北朝鮮はすでに計測装置のようなものと共に起爆装置を運び入れ、坑道の入り口をコンクリートで埋める封印も終えたという見解を示しました。
そして、「決定を下せば、いつでも核実験できる状況だ」として、準備は完了しているという認識を改めて示しました。
(NHKニュース『北朝鮮は「核実験の準備完了」』より 2014/04/25 05:12)
核実験への警戒が強まる中、朝鮮総連の機関紙は、韓国で起こった旅客船沈没事故から目をそらさせるために核実験の話を持ちだしている、と主張している。
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)機関紙、朝鮮新報は24日、韓国南西部・珍島(チンド)付近で起きた旅客船沈没事故で、韓国政府の対応に家族らが怒りを募らせているとしたうえで、「南朝鮮(韓国)当局が持ち出した『北核実験説』は、人々の耳目を他に向けさせるための姑息(こそく)な危機収拾策だ」と主張した。
(朝日新聞デジタル『「核実験説は沈没事故の危機収拾策」 朝鮮総連機関紙』より 2014/04/25 05:09)
北朝鮮の核をめぐっては、オバマ大統領が24日、日米韓だけでなく中国も非核化に向けて圧力をかけるべきと主張していた。
日本を訪問しているオバマ大統領は24日の記者会見で、北朝鮮について「アメリカと日本、韓国、そして中国がともに圧力をかけ続けることで北朝鮮にこれまでとは違う道を歩ませることができる」と述べて、北朝鮮の非核化に向けては日米韓だけでなく、中国も圧力を強めるべきだという考えを強調しました。
(NHKニュース「中国 北朝鮮非核化に各国も努力を」より 2014/04/24 23:05)
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