岐阜・飛騨地方で震度3の地震が相次ぐ 気象台「火山活動と関係なし」

5月3日午前10時2分ごろから正午にかけ、岐阜県飛騨地方を震源とする震度3の地震を6回記録、午後にも地震が群発した。
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5月3日午前10時2分ごろから正午にかけ、岐阜県飛騨地方を震源とする震度3の地震を6回記録、午後にも地震が群発した。岐阜地方気象台は「火山活動との関係はない」としている。

気象庁のサイトから、3日午後4時30分現在

■震度1~3の地震が群発

気象庁のサイトによると、飛驒地方ではこのほか、午前だけでも震度2を1回、震度1を6回観測、午後になっても震度1、2の地震が相次いだ。震源の深さはごく浅いという。

テレ朝ニュースが高山市消防本部などによる情報として伝えたところ、これまでのところ、けが人など被害の情報は入っていないという。

さらに、3日午後3時27分ごろには、長野県中部を震源とする地震があり、同県松本市、岐阜県高山市で震度3の揺れを観測した。長野県中部では午後4時20ごろにも震度3の揺れを記録した。

■「火山活動とは関係なし」

気象庁によると、今回のように震源がごく浅い場合、連続して余震が起きる可能性があるという。47NEWSが伝えた。

高山周辺は以前から小さな地震が起きている場所だとしている。岐阜地方気象台によると、高山市と長野県にまたがる焼岳の火山活動との関係はないとみられる。

(47NEWS『岐阜・奥飛騨で震度3相次ぐ 「火山活動と関係なし」』より 2014/05/03 12:54)

■「余震続けば影響も」

飛驒地方には、北アルプスの懐に抱かれた奥飛騨温泉郷があり、多くの観光客が訪れる。ゴールデンウイークまっただ中に相次ぐ地震に、地元観光協会も困り顔だ。

奥飛騨温泉郷観光協会の臨時職員内藤悟さん(61)は「3日は大きな催しの予定はなく、観光客らが避難したという情報も入っていないが、今後も地震が続けば影響が心配だ」と話していた。

(日刊スポーツ「奥飛騨で震度3相次ぐ」より 2014/05/03 15:03)

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