トルコで炭鉱爆発、200人以上死亡 坑内に多数取り残される

トルコ西部マニサ県ソマの炭鉱で5月13日、大規模な爆発事故があり、同国のユルドゥズ・エネルギー天然資源相によると、201人が死亡し80人が負傷した。
EPA時事

トルコ西部マニサ県ソマの炭鉱で5月13日、大規模な爆発事故があり、同国のユルドゥズ・エネルギー天然資源相によると、201人が死亡し80人が負傷した。47NEWSなどが報じた。

事故当時、坑内には787人がいた。うち363人が救出されたが、多数が坑内に取り残されているもようだ。

現場入りしたユルドゥズ氏は報道陣に、死者がさらに増える恐れがあると語った。

(47NEWS「トルコ、炭鉱爆発で201人死亡 坑内に多数残る」より2014/05/14 12:22)

主に一酸化炭素中毒で犠牲になったという。

事故は13日午後、地下約2キロの地点で発生した。電気系統のトラブルにより爆発したとみられる。労働社会保障省は声明を発表し、事業主は過去2年間に4回検査を受け、2カ月前の検査では安全管理上問題はなかったと述べた。しかし、安全対策が不十分と指摘する作業員の声もある。

(時事ドットコム「炭鉱爆発で200人超死亡=作業員787人、数百人閉じ込め-トルコ」より 2014/05/14 12:04)

トルコでは、経済成長に伴ってエネルギーの需要が増加し、炭鉱などの鉱山開発が進められてきた。しかし、不十分な設備や劣悪な労働環境が問題となっており、事故が後を絶たない状況が続いている。

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