[カンヌ 24日 ロイター] - 第67回仏カンヌ国際映画祭の授賞式が24日に行われ、コンペティション部門の最高賞「パルムドール」には、トルコのヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の「冬の眠り」が選ばれた。河瀬直美監督の「2つ目の窓」は受賞を逃した。
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「冬の眠り」は3時間を超える作品で、トルコ国内の貧富格差などを独特の雰囲気で描いている。トルコ映画がパルムドールを獲得するのは2回目。
コンペ部門の2位は、イタリアのアリーチェ・ロルバケル監督による「Le Meraviglie(原題)」。3位は、カナダ出身の25歳グザビエ・ドラン監督の「Mommy(同)」と、フランスのジャン・リュック・ゴダール監督作「Adieu au Langage(同)」となった。
今年のカンヌ映画祭の賞レースについて、映画誌ハリウッド・リポーターの批評家スチュアート・ケンプ氏は、「予想通りでサプライズはなかった」と振り返った。
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