ニューヨーク・タイムズのベイルート支局長、アン・バーナード記者が今週、自身のTwitterアカウントに、シリア中部の都市ホムスで撮影した写真を掲載した。彼女はシリアの荒廃した街で報道活動を行っている。
ホムスは、政府と反体制派との間で長引く内戦の激戦地となり、旧市街の大部分は、アサド大統領が指揮するシリア軍による非人道的な空爆で破壊された。5月の停戦後を経て現在、街は比較的平和な状態にあり、戻ってきた市民は、所有物の回収という大変な作業や失われた生活の再建に取りかかっている。
バーナード記者の写真や報告を見て、シリア第三の大都市の惨状と復旧の様子を知ってもらいたい。
積み上げられた本。シリア、ホムス旧市街のハルド・ビン・アル・ワリードのモスク。
シリア、ホムス旧市街の教会。数多くの教会にアサド大統領の写真が貼られている中、いくつかの教会には貼られていないのが目立つ。
彼らはホムス旧市街の家を見張り自転車のチェーンで錠をかけているが、軍の警備にも関わらず、屋根の穴を通り抜けて強盗が入り込む。
砲弾をうけたのか、熱で枯れたのか、あるいは燃えたのか、木々が枯れている。シリア、ホムス旧市街、Khaled bin al-Waleedモスクの近く。
シリア、ホムス旧市街のモスクの外。
シリア、ホムス旧市街、スーク旧市街のファッションショップ。
シリア、ホムス旧市街、スーク、カーン旧市街。
ハメージャの一部は比較的無事であったものの、徹底的に破壊された場所もある。シリア、ホムス旧市街。#pt
多数の弾痕。シリア、ホムス旧市街。
トタン屋根の弾痕。ダマスカスで同様のものがあるが、それらはフランスの委任統治に対する反乱の形跡であるという。こちらもホムス。
最前線。シリア、ホムス旧市街。
かつては真新しかったが、結局開店することのなかったショッピングモール。シリア、ホムス旧市街。
サフィールホテルからの景色。シリア、ホムス。
「ホムス・シタデル (城塞) の大隊」と記された戦車。シリア、ホムス旧市街。
かつての薬局で仮住まいをするシリア兵。シリア、ホムス旧市街。
シリア、ホムス旧市街。
シリア、ホムス旧市街、バブ・アルドレイブ。
シリア、ホムス旧市街、バブ・タドモールの近く。トラックには破壊された倉庫から運び出された電子機器製品が積み込まれている。
夕暮れ。シリア、ホムス旧市街。#5
夕暮れ。シリア、ホムス旧市街。#4
夕暮れ。シリア、ホムス旧市街。#3
夕暮れ。シリア、ホムス旧市街。#2
夕暮れ。シリア、ホムス旧市街。#1
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