「黒子のバスケ」脅迫事件、渡辺博史被告に懲役4年6カ月 東京地裁が実刑判決

人気漫画「黒子のバスケ」をめぐる連続脅迫事件で、威力業務妨害の罪に問われた元派遣社員、渡辺博史被告(36歳)の判決が8月21日、東京地裁であった。前田巌裁判長は、渡辺被告に求刑と同じく懲役4年6カ月を言い渡した。
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人気漫画「黒子のバスケ」をめぐる連続脅迫事件で、威力業務妨害の罪に問われた元派遣社員、渡辺博史被告(36歳)の判決が8月21日、東京地裁であった。前田巌裁判長は、渡辺被告に求刑と同じく懲役4年6カ月を言い渡した。毎日新聞が報じた。

東京地裁は21日、求刑通り懲役4年6月の実刑判決を言い渡した。前田巌裁判長は「同種の事件でも他に類例を見ないほど重大と言わざるを得ない」と述べた。

(毎日新聞「黒子のバスケ:威力業務妨害の36歳に懲役4年6月の実刑」より 2014/08/21 16:43)

渡辺被告の起訴内容は、2012年10月、「黒子のバスケ」の作者である藤巻忠俊さんの出身校・上智大学のキャンパス内に、硫化水素を発生させた容器と脅迫文を置いた。また、2013年10月には農薬入り菓子をコンビニ大手などに送りつけ、商品を撤去させたり販売を中止させたというもの。

検察側は8月18日の論告で、渡辺被告から黒子のバスケ関連のイベントや関連商品の販売中止を要求された企業など7社の損害は計1億円を超えると指摘。「被害回復の見込みもなく、社会に与えた影響は大きい」と非難していた

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