セアカゴケグモ、都内で初めて確認 三鷹で十数匹
東京都は25日、三鷹市のマンションで、毒グモのセアカゴケグモが都内で初めて確認されたと発表した。近くの公園でさらに十数匹が見つかったが、いずれも三鷹市が駆除し、健康被害は出ていないという。
都によると、24日午前11時ごろ、同市下連雀9丁目のマンションの住民から「1階の自宅の庭で、セアカゴケグモのようなクモを見つけた」と通報があった。保健所がクモを持ち帰って環境省に確認を依頼したところ、25日にセアカゴケグモと判明したという。
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環境省によると、豪州原産のセアカゴケグモは1995年に国内で初めて大阪府で見つかって以降、34府県で報告されている。雌が神経毒を持ち、体長は1センチほどで、攻撃性は低いが、かまれると頭痛や筋肉痛などの症状が出る。都は「素手で捕まえたり、触ったりしないで」と呼びかけている。
東京都三鷹市で発見されたセアカゴケグモ=東京都提供
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(朝日新聞社提供)
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