北朝鮮北東部の工業都市、咸興(ハムン)。松林が広がる海岸に、故・金正日総書記の肝いりで完成させたという超豪華リゾートホテルが建っている。
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この麻田(マジョン)ホテルは、2009年7月27日にオープンした。
このホテル、いろいろ驚くことが多い。
1.部屋に指導者の肖像画が掲げられている。
眠りにつくころ、視線が気になる。
2.室内のアイテムはシェラトンだ。
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世界中でホテルチェーンを展開するシェラトンホテル&リゾートのリストに、麻田ホテルの名前はない。どういう関係なのかは定かでない。【文末のUPDATE参照】
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ちなみに紅茶はリプトン、シャンプーやリンスはウーゴ・ヴァネリだ。
3.インターネットが通じる。
北朝鮮の地方都市では珍しいことに、外国人宿泊客はノートパソコンを持ってビジネスルームに行けば、インターネットを閲覧できる。午前9時から午後10時まで。有料。
4.施設が豪華だ。
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ジャグジー、プールバー、ボーリング場。ホテルの周囲は何もないが、ナイトライフは充実している。
5.共用部分のトイレが和式だ。
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ちなみに、部屋のトイレは洋式だ。
【UPDATE】2014/10/30 11:45AM
シェラトンホテルを展開するStarwood Hotels & Resortsに、このホテルとの関係をメールで質問したところ、担当者から「現時点で、咸興には系列のホテルはない」との回答を得た。
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