ボコ・ハラム、ナイジェリア政府との停戦合意を否定 女子生徒も解放せず「改宗して結婚させた」

ナイジェリア北東部のボルノ州で4月に女子生徒200人以上を拉致したイスラム過激派の武装集団「ボコ・ハラム」の指導者アブバカル・シェカウ容疑者は10月31日発表した動画の中で、ナイジェリア政府が発表した停戦合意を否定し、女子生徒たちはイスラム教に改宗し、結婚させたと述べた。

ナイジェリア北東部のボルノ州で4月に女子生徒200人以上を拉致したイスラム過激派の武装集団「ボコ・ハラム」の指導者アブバカル・シェカウ容疑者は10月31日発表した動画の中で、ナイジェリア政府が発表した停戦合意を否定し、女子生徒たちはイスラム教に改宗し、結婚させたと述べた。CNNなどが報じた。

BBCによると、ナイジェリア政府は10月17日にボコ・ハラムとの停戦を発表し、女子生徒たちはまもなく解放されるだろうと述べていた。

しかし、停戦発表後もボコ・ハラムとの戦闘が続き、10月31日にはナイジェリア北東部のゴンベ州で爆発が発生し、30人が死亡した事件が起きている。

10月31日に発表されたボコ・ハラムの動画によると、シェカウ容疑者は「我々は誰とも停戦合意などしていない。我々は誰とも交渉していない。それは嘘だ。我々は交渉するつもりもない。我々の使命は交渉ではない。アラーはそうすべきでないと言っている」と述べた。

シェカウ容疑者は、4月に女子生徒を拉致した際に生徒たちを「奴隷にして売り飛ばす」と述べていた。この事件に対し世界から非難が集まり、ノーベル平和賞を受賞したパキスタンのマララ・ユスフザイさんやミシェル・オバマ大統領夫人などが参加した「Bring Back Our Girls(私たちの少女を返して)」キャンペーンがソーシャルメディア上で展開された。解放の条件としてナイジェリア当局に拘束されている仲間の戦闘兵の釈放を求めていたが、ナイジェリア政府と軍が事件解決に消極的な姿勢をとり続けているため、6カ月以上経過した現在も解決のめどは立っていない

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