アメリカの若年層と老年層両者のテレビ離れは進行し続けており、デジタルの動画へと流れていると、米ニールセンのトータル オーディエンス レポートは、3日にレポートした。
オンラインサービスでの動画視聴者数は増え続けている。テレビの前に座る人々は減少の一途を辿り、約260万世帯、2.8パーセントの人々は、ケーブルや放送信号には頼らない「ブロードバンドでの視聴」になっている。2014年の第3四半期には、テレビ視聴者は、平均月141時間テレビを視聴しており、これは昨年の同時期と比べて6時間少なく、1日当たり12分少ない結果となっている。
一方で、オンライン動画は昨年から、全ての年齢層で高い伸びを示している。視聴者数は、18〜49歳のグループで53パーセント、25〜54歳のグループで62パーセント、そして55歳以上のグループで55パーセントの増加が、2013年に第3四半期以降で記録されている。
「従来のテレビ視聴スタイルの衰退により、私達は、それまでの視聴者を探し出し、テレビ視聴とそのコンテンツから離れていった理由を調査しました」と、米ニールセン インサイトのシニア バイス プレジデントである Dounia Turrill氏は、レポート内で指摘する。
「人気のサービスやメディアを通して、デジタルプラットホーム上で好みのコンテンツを検索することが可能になりました。消費者は、それぞれのメディアがオンライン上に発信したコンテンツを、多種多様のデバイスでアクセスができ、観たいものを観たい時に選択することができるようになりました」
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この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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