2014年末にミス・ユニバースに輝いたコロンビア代表のパウリーナ・ベガさん(22)が、母国のために一肌脱ぐ決意だ。コロンビア政府とゲリラ組織の和平交渉に参加する意向を2月9日までに本人が表明した。
「コロンビア革命軍」(FARC)は、中南米で最大規模の共産系武装集団。1960年代から政府との闘争を繰り広げている。ベガさんが、以前から和平交渉に出席する意欲を示していたことを受けて、FARCは2月6日、「ベガさんを和平交渉が行われているキューバのハバナに招待したい」とする声明を公式サイトに出していた。
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ベガさんの代理人によると、こうした和平交渉への参加は、ミス・ユニバースのガイドラインに抵触しないかどうかはまだ定かではない。
しかし、ベガさんは「私や私の家族だけでなく、全てのコロンビア人にとって、母国の安全と、国境内の平和が大変気になっています。もし、サントス大統領とコロンビア政府が私を必要とするなら、私は今も準備はできています」と、FOX NEWSにメールで答えたという。
FARCとコロンビア政府の和平交渉は2012年に開始されたものの、大きな進展がなかった。ベガさんの動向で影響が出るのか注目される。
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