韓国、賞味期限切れの豚肉160トンがソウルで流通【動画】

賞味期限を過ぎた豚肉を普通の肉に混ぜて販売していたとして、韓国京畿道の業者が逮捕された。ソウル市などの飲食店に約160トンを販売していたという。

賞味期限を過ぎた豚肉を通常の肉に混ぜて販売していたとして、韓国ソウル近郊の京畿道(キョンギド)の地元警察は2月13日、畜産物衛生管理法違反の疑いで食肉加工業業者を逮捕した。2013年10月から2015年始めまでに、ソウル市などの飲食店に約160トンを販売し、6億ウォン(約6500万円)を不当に得ていたという。

ハフィントンポスト韓国版に掲載された聯合ニュースによると、この業者は賞味期限切れで色が悪くなった冷凍肉を、通常の肉に少しずつ混ぜて販売していたという。なかには、賞味期限が2〜3年過ぎたものも含まれていたという。

警察が入手した映像には、工場の職員が肉を袋詰めする作業をしている際、他の職員に「おい、腐った肉をくれ」と言っている場面が映っていた。

この業者から期限切れとは知らずに肉を買っていたというある飲食店は、匂いが多少気になったが一般的なものだとして、おつまみ用に使ったという。飲食店オーナーは、「炒めると(臭いが)更にひどくなることもありました。その際にはフルーツやタマネギを刻んで入れたり、さらに臭いがするときは、生姜も入れていました」と話した。

【関連記事】

ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています

注目記事