ヴァチカン美術館に4K3Dカメラが入った 大迫力の天井画と「最後の審判」(画像集)

カトリックの総本山であるヴァチカン宮殿。500年の歴史の中で歴代の教皇たちが収集した芸術作品を収めたヴァチカン美術館に、世界で初めて4K(Ultra HD)3Dカメラが入った。

映画『ヴァチカン美術館4K3D 天国への入口』が、2月28日から東京・シネスイッチ銀座ほか全国にて公開される。

カトリックの総本山であるヴァチカン宮殿。500年の歴史の中で歴代の教皇たちが収集した芸術作品を収めたヴァチカン美術館に、世界で初めて4K(Ultra HD)3Dカメラが入った。

撮影は4か月間に渡って行われ、最新テクノロジーによって、彫刻や40点以上の壁画などが、リアルな奥行きを持って映し出されている。

『ヴァチカン美術館4K/3D 天国への入口』

『ヴァチカン美術館4K/3D 天国への入口』画像集

精緻な映像には世界の美術史における傑作の数々が、かつてない映像で浮かび上がる。本作には、古典彫刻のほか、レオナルド・ダ・ヴィンチといったルネサンス期の巨匠たちに加え、ゴッホ、シャガール、ダリといった近現代の芸術家の作品などが登場する。

なかでも、ラファエロの「アテネの学堂」や、ミケランジェロの「システィーナ礼拝堂 天井画」や大壁画「最後の審判」は圧巻。普段は見られない繊細な細部を捉えている。

案内役はヴァチカン美術館館長のアントニオ・パオルッチ教授。日本語版のナレーションは、『世界の車窓から』などでおなじみの石丸謙二郎が務める。

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