我々は人類として進化を遂げてきた。
かつては塩辛い海の中に漂うバクテリアに過ぎなかった。しかし我々は進化して足ができ、自らの力で上陸し、地上を歩き始めた。槍や他の武器を開発する前に、我々は素手で動物を狩っていた。我々はピラミッドを作った。我々は人間を宇宙に送った。我々は車のウィンドウを破ろうとレンガを投げつけた男をノックアウトした。
そう、その通りだ。
アイルランドで、おそらく盗難目的で車のウィンドウにレンガを投げつけた男に、レンガが跳ね返って男をノックアウトし、男は意識を失って倒れた。監視カメラの動画が地元紙「アイリッシュ・インディペンデント」で公開されている。
現場近くのパブの店主で、犯人に反撃した車の持ち主ゲーリー・ブラディさんが様子を見に外に出てみると、血だらけで横たわる男を見つけた。インディペンデントによると、容疑者はブラディさんを陥れようとしたという。
警官が容疑者の男を持ち上げようとしたとき、男は私が彼を襲ったと言い始めたんだ。彼が投げたレンガにノックアウトされた証拠映像を持って、男が移送された駅に私が来た時もずっとそのことを言い続けていた。
警官がこの動画を見た時、警官は笑っていたみたいだ。腹を抱えて笑っていたって。私たちが通報して数分で現場に直行してくれたのは、彼らの手柄だよ。
男はすぐに捜査当局に引き渡され、事情聴取が行われているという。
それでも、この勇敢でほぼ窃盗犯に間違いない男は我々人類に重要な教訓を与えてくれた。
我々はどんなに進化しても、時に我々はレンガに敗北する瞬間があるのだ。
h/t Gawker
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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