【UPDATE】2015/03/18 11:50
九州電力と中国電力は3月18日、玄海原発1号機(佐賀県)と島根原発1号機の廃炉を正式に決めた。朝日新聞デジタルなどが伝えた。
【元の記事】
関西電力は3月17日、美浜原発1・2号機(福井県)の廃炉を、取締役会で正式に決め、福井県に報告した。
日本原子力発電も17日、敦賀原発1号機(福井県)の廃炉を決めた。
NHKによると、2011年の福島第一原発事故以来、事故を起こした福島第一原発以外の廃炉が決まるのは初めて。
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今回、廃炉が決まる原発の詳細は以下の通り。いずれも運転開始から40年以上(玄海は10月で40年)経っており、出力も100万kwを下回るなど比較的小さい。
いずれも定期検査に入ったまま稼働していない状態だが、福島第一原発事故後、国の原子力規制委員会は再稼働に当たって、津波や地震など安全対策を大幅に強化するよう求めている。また事故後、運転期間が40年を超える原発の運転期間延長には、老朽化についての特別点検が必要となった。このため原発を運営する各社は、老朽化した出力の小さい原発をコストをかけて維持するよりも、廃炉とすることを選択した。
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