人生には、夢のようで、どうしていいかわからないことってあるんだな。
シンシナティ市に住む2歳のクインシー・クロナー君は、3月13日に彼がヒーローとあがめる地域のゴミ収集員のマーク・デービスさん、エディ・ワシントンさんと会った時に、きっとそう感じていただろう。クインシー君は歩けるようになった頃からゴミ収集車に心を奪われ続けていると、彼の父親のオリー・クロナーさんはハフポストUS版にメールで伝えてくれた。今回初めてゴミ収集のおじさんたちに直接会う機会が設けられたのが、嬉しさのあまりどうしていいかわからない様子がこの愛らしくも貴重な写真に収められた。
「ゴミ収集車が止まった時は大きな笑顔を浮かべていたんです。(写真を) 撮りたいか聞いてみたら、絶対撮るって答えました。でも、トラックが大きな音を出して目の間にやって来た瞬間に一気に緊張したんでしょう」とクロナーさんは説明した。
13日はクインシー君にとって待ち焦がれた日だった。彼は両親に「ゴミ収集のおじさんたちが、窓越しから見てる僕にいつも手を振ってくれるんだ」と語っていた。「彼の妄想だと笑っていたんです。でも窓の外を見ると本当にゴミ収集員の方たちが手を振っていたんです! どれぐらい前から始まったのかわからないのですが…」とクロナーさんは述べた。
クインシー君は車が大好きで、とくにトラックには目がない。トイレのトレーニングに合格した時には、ご褒美としてゴミ収集車のおもちゃのトラックを買ってもらった。1週間後の待ちに待った面会では、このおもちゃをゴミ収集のおじさんたちに絶対見せようと決めていた。でも気持ちがあまりにも強すぎて、涙が溢れ出てしまった。
「数分後には落ち着いて遊び始めていました。今回の出来事については、まだあまり話していません」とクロナーさんは語った。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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